東京都交通局5300形は、1990年から97年にかけて8両編成27本が製造され、都営浅草線並びにその相互乗り入れ先で運用に入っている。2018年に新車5500形が投入された後、順次廃車が発生しており、2021年内に運用を終了するとの情報を耳にした。せっかくなので、その前に乗り納めをしておくことにした。
2021年7月3日土曜日。この日は、都営浅草線内泉岳寺~西馬込間を往復する運用に2編成投入されていたので、西馬込駅へ向かった。



5320編成。1994年度に近畿車輛で製造された5次車である。西馬込を20時22分に出る泉岳寺行きにて撮影した。


5319編成。こちらも、1994年度に近畿車輛で製造された5次車である。西馬込を20時27分に出る泉岳寺行きにて撮影した。
この列車に乗って泉岳寺まで向かった。




泉岳寺行き。

東京オリンピック・パラリンピックのステッカーが貼られていた。

5319編成の車内。


車端部は優先席である。


中間車。

ドア。


ドア上には電光表示器が千鳥配置で設置されている。

電光表示器が設置されていない側には、路線図がある。京成線の成田空港から京急線の三崎口まで掲載されているので、大変細かい。

「近畿車輛 平成6年」と書かれている。

【東京都交通局の列車の乗車記録】