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新宿から研究学園駅へ:常南交通「谷田部車庫・研究学園-新宿駅線」:2025/9/19

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関東鉄道と常南交通は、バスタ新宿と研究学園駅・谷田部車庫間で、「谷田部車庫・研究学園-新宿駅線」を運行していた。運行開始は2024年10月で、当初は関東鉄道が単独で1日2往復、同年12月に常南交通も参画し、1日計4往復の便が設定されていた。ただ、2025年9月3日に、9月末をもって運行を休止する旨のプレスリリースが出された。そこには、PRやパーク&ライド等の施策を行っていたものの、利用者数が伸び悩んでいたことが記されていた。

私自身、2025年1月に谷田部車庫から新宿まで乗車しているが、その時の乗客は私を含め僅か2名で、もう1人の客もバスが好きで乗車しているという風であったので、いわばまともな客はいなかった。

 

2025/9/19:常南交通:谷田部車庫・研究学園-新宿駅線:バスタ新宿→研究学園駅

2025年9月19日金曜日。19時すぎにバスタ新宿で時刻表を見ていると、20時発の谷田部車庫行きの便が目に入った。前述の通り、この路線には以前にも乗車しているが、運行休止が決まったということで、最後にもう一度乗っておくことにした。

 

谷田部車庫発の便は予約不要の全席自由席であるが、バスタ新宿発は座席指定制となっている。発車オーライネットで購入が可能なほか、出発間際までバスタ新宿の自動券売機でも購入可能である。

終点まで乗り通すと変えるのが面倒なので、途中の研究学園駅まで乗ることにした。出発20分前に、自動券売機で予約・発券をした。運賃は2,000円である。クレジットカードで決済した。座席表を見ると、先に予約しているのは僅か4名であった

 

19時40分頃、常南交通の車両がバスタ新宿4階の待機スペースに到着した。

 

出発10分前の19時50分、A2番乗り場に到着して乗車開始となる。

 

本日の車両は、いすゞ・ガーラ「つくば200か1221」であった。

 

車内は横4列で、後方にトイレが設置されている。

ヘッドカバーには会社名が入っている。

各座席にUSBポートが設置されている。

 

座席ポケットには、茨城県広報誌「ひばり」が入れられていた。ひばりは、茨城県の県の鳥である。

 

前方に案内表示器がある。

 

定刻20時、バスタ新宿を出発した。客は僅か5名であった。これであれば廃止もやむを得ないと思う。

 

以前に逆方向で乗車した時は、小菅JCTから中野長者橋まで首都高速中央環状線を走行したが、今回は、新宿出入口から首都高速4号新宿線に入り、三宅坂JCTで都心環状線、江戸橋JCTで6号向島線へ移る。交通量は多く、速度はゆっくりであり、箱崎付近を20時25分に通過する。

堀切JCTで中央環状線に入ったのち、20時40分、小菅JCTで6号三郷線に入る。

八潮付近で一旦流れが悪くなるが、その後は順調に進む。

三郷JCTから常磐自動車道に入り、20時57分に三郷料金所を通過する。

21時16分、谷田部ICで高速を降りる。

 

高速を降りると、最初の降車停留所は筑波西部工業団地である。降車客はいない。

 

ファッションEC「ZOZOTOWN」の最大規模の物流拠点「ZOZOBASEつくば3」の脇を通る。

 

次の研究学園駅前公園でも降車客はいない。

 

研究学園駅前公園を出ると、次が研究学園駅である。

 

研究学園駅には21時33分に到着した。定刻が21時35分であるから、2分早着である。首都高速での渋滞を見越したダイヤ設定のようであった。

バスは、すぐに終点の谷田部車庫に向かって出発していった。

 

研究学園駅の停留所。

 

研究学園駅はつくばエクスプレスの駅で、起点のつくばの次の駅である。

 

ちなみに、新宿駅から研究学園駅まで鉄道で行こうとすると、例えば、新宿からJR中央線快速列車でお茶の水、総武線に乗り換えて秋葉原、つくばエクスプレスに乗り換えて研究学園というルートが挙げられる。このルートであれば、新宿を20時05分に出ると、研究学園に21時18分に到着する。バスよりも所要時間は20分ほど短く、値段もバスより600円以上安い1,340円である。ただ、鉄道であれば、座れてもロングシート、通勤時間帯であるから立ちっぱなしの可能性もあり、快適性ではバスの方が上である。

 

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【常南交通の乗車記録】

つくばから新宿駅へ:常南交通「谷田部車庫・研究学園-新宿駅線」:2025/1/12

【その他の東京~つくば便の乗車記録】

7,つくばから東京へ:ジェイアールバス関東「つくば号」:2005/11/26【2005/11関東】

 

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