2023年2月23日木曜日。仙台から東京へ帰る際に、バスを郡山で乗り継ぐこととし、郡山から先は新越谷へ向かう高速バス「あだたら号」を利用することにした。
「あだたら号」は、福島県の郡山駅と埼玉県の新越谷駅を結ぶ高速バスで、福島県側では郡山駅、須賀川営業所、矢吹泉崎バスストップ、西郷バスストップ、埼玉県側では浦和美園駅、新越谷駅に停車する。また、途中、栃木県の佐野新都市バスターミナルを経由し、ここでは上下線共に乗降いずれも可能である。路線名の「あだたら」は、福島県中部にある山の名前である。
運行開始は2008年で、福島交通と東武バスセントラルが共同で1日4往復の便を設定した。2020年の新型コロナウイルス感染症流行以降、運休、再開を繰り返した後、乗車時には土休日のみ1日2往復で運行を行っていた。
今回は、郡山駅を15時15分に出発する新越谷行きに乗車することにした。当日、発車オーライネットで予約、新越谷まで3,800円であった。
2023/2/23:東武バスセントラル:あだたら号:郡山駅前→新越谷駅西口
あだたら号は、郡山駅西口の4番乗り場から出発する。
地面に乗り場案内もある。
郡山駅を15時15分に出る「あだたら号」新越谷行きは、東武バスセントラルによる運行であった。
車内は、横4列の一般的なものである。
座席下にはUSBの給電装置がある。
車内後方に化粧室がある。
前方には案内用の液晶モニターがある。
定刻15時15分に郡山駅前を出発した。郡山駅からの乗客は3名であった。
国道4号線を経由し、15時45分に福島交通の須賀川営業所に到着した。ここで3名乗車する。
15時56分、須賀川ICから東北自動車道に入る
16時06分、泉崎村の矢吹泉崎バスストップに停車した。10分遅れである。ここからの乗客はいなかった。この停留所には、新宿行き「あぶくま号」、大阪行き「ギャラクシー号」も停車する。高速バス利用者用の無料駐車場があるという。
16時17分、西郷村の西郷バスストップに停車した。10分遅れである。東北新幹線・東北本線新白河駅まで徒歩15分程度であるという。ここから1名乗車した。この停留所には、「あぶくま号」、「ギャラクシー号」のほか、名古屋行きの名鉄バスも停車する。ここにも、高速バス利用者用の無料駐車場がある。
栃木県に入り、16時56分に宇都宮市の上河内サービスエリアに到着した。17時10分まで休憩となる。
今回の車両は「春日部200か1089」であった。
売店で「関東・栃木レモンドーナツ」を購入した。
製造、販売共に栃木は絡んでいないようである。
17時48分に佐野藤岡ICで高速を降りる。17時52分に佐野新都市バスターミナルに到着した。2分遅れ、ほぼ定刻である。ここでの乗降はなかった。
このバスターミナルは、すぐそばに佐野プレミアム・アウトレットがあり、付近は渋滞をしていた。再び佐野藤岡ICに戻るのに時間がかかり、18時07分に東北自動車道に入った
埼玉県に入り、18時41分、浦和本線料金所の脇にある浦和ICで東北自動車道を降りる。
18時47分に浦和美園駅に到着した。埼玉高速鉄道の駅である。
終点の新越谷駅西口には19時08分に到着した。3分遅れ、ほぼ定刻の到着であった。
新越谷駅にて。
新越谷駅は東武伊勢崎線の駅であるが、駅ビルを通って反対側へ行くとJR武蔵野線の南越谷駅がある。
【東武バスの乗車記録】
いわきから東京へ:東武バスセントラル「いわき号」:2020/12/5