群馬バスは、ジェイアールバス関東(JRバス関東)とアライアンス契約を締結し、2026年6月15日に、八王子と御殿場プレミアム・アウトレット、沼津駅、沼津港を結ぶ高速バス「御殿場・沼津・八王子号」の運行を開始した。この路線は1日1往復の運行で、八王子発は朝、沼津発は夕方である。御殿場プレミアム・アウトレットへ直行するバスは都内各所から出発しているが、都内から沼津港へ直行するバスは現在はおそらくこの便が唯一である。
なお、ここでのアライアンス契約とは、JRバス関東のウェブサイト上の説明によると、「企業同士が戦略的な提携関係を結ぶことで、お互いの強みとなる経営資源を共有し、事業拡大を目指す契約」とのことで、それにより、群馬バスはJRバス関東カラーの車両で運行を行い、JRバス関東はノウハウや販売企画等の提供を行うという。近時、JRバス関東は、草津温泉発着の高速バス路線で、積極的に他社とアライアンス契約を締結して新規路線を開設している印象があり、群馬バスも、既に八王子と草津温泉を結ぶ路線をこのアライアンス契約に基づき運行している。今回の「御殿場・沼津・八王子号」は、群馬バスにとって2路線目のアライアンス契約に基づく路線となる。群馬バスはそもそも社名の通り群馬県の高崎に本社を有するバス会社であるが、東京都八王子市に東京営業所があり、この路線の運行は群馬バス東京営業所が担当しているようである。
2026/8/22:群馬バス:御殿場・沼津・八王子号:京王八王子駅→沼津港
2026年8月22日土曜日。始発の京王八王子駅を9時08分に出発する沼津港行きに乗車する。予約は、JR高速バス予約サイトの「高速バスネット」で行った。運賃は平日と土休日で異なり、土休日は平日の200円増しである。この日は、御殿場まで2,500円、沼津駅まで2,700円、沼津港まで2,900円であった。

京王八王子駅では、駅を出て右側の信号を渡ったところにある10番乗り場から出発する。9時には、JRバス関東カラーの車両が到着していた。ただ、JRバス関東の本家の車両であれば前面と側面に緑色で「JR」のロゴが入るところ、今回の車両は、その部分が黒色の一般的な書体による「JR」の文字になっている。また、側面の後方下部には小さく「群馬バス」と書かれている。


乗車時に気が付いたが、誤って沼津駅までの乗車券を購入していた。沼津駅と沼津港では料金が異なる。今回は沼津港に用事があるわけではないので沼津駅で降りても良かったのだが、運転手に聞いてみると、おそらく営業所に確認してくれたのだろう、差額運賃を支払えば乗車できると教えてくれる。200円を支払うと、領収書を出してくれた。
車内は横4列で、後部にトイレが設置されている。
座席は厚手のもので、JRバス関東の「楽座シート」と同じものに見える。


シートモケットの柄は、伊達政宗の兜の三日月を彷彿させるものであった。もしかしてと思って調べたところ、この車両は、かつてJRバス東北が新車で導入し、その後、JRバス関東、群馬バスと受け継がれたようである。

小型のテーブルがある。


フットレストが設置されている。



コンセント。

定刻9時08分に京王八王子駅を出発した。

まもなく、JR八王子駅北口に到着する。ここで数名乗車して、9時13分に出発する。

10名程度を乗せたバスは、まずは国道20号に入り、高尾方向へ進む。

高尾駅付近を通過する。

高尾山口駅を通過して少しすると、圏央道と交差する。

9時43分、高尾山ICから圏央道に入る。


9時58分、厚木PAに到着した。八王子を出てまだ1時間もしていないので少し早い気もするが、ここで10時10分まで休憩となる。

厚木PAには売店と軽食堂がある。

周りは農地である。

10時10分に厚木PAを出発した。

5分ほどで圏央厚木IC付近を通過する。

相模川を渡る。


街中に入り、小田急小田原線の線路と交差する。眼下に厚木駅が見える。厚木駅は、厚木市ではなく海老名市に位置する。

10時24分、海老名JCTで東名高速道路に入る。

再び相模川を渡る。

大井松田ICから足柄バスストップまでの間の下り線は、元からの下り線と、かつての上り線を転用した下り線があり、それぞれ、左ルート、右ルートと呼ばれている。このバスは左ルートを進む。

下り線の鮎沢PAは左ルートのみから入ることができる。

11時01分、御殿場ICで高速を降りる。御殿場ICには、第一出入口と第二出入口の2つの出入口があり、このバスは、東京方面とのみ繋がっている第二出入口から一般道に入った。

渋滞に巻き込まれながら細い道を進み、御殿場プレミアム・アウトレットには11時18分に到着した。定刻より5分早着である。ここで大半の客が降りて行った。


御殿場プレミアム・アウトレットを出ると、御殿場ICへ向かう。今度は、沼津方面へ進むため、第一出入口へ向かう。

11時25分、御殿場ICから再び東名高速道路に入る。

11時40分、沼津ICで高速を降りた。

11時55分、沼津駅北口に到着した。30分の早着である。


終点の沼津港には12時13分に到着した。定刻が12時40分であるから、引き続き、およそ30分の早着である。

本日の車両は、三菱ふそう・エアロエース「八王子200か2740」であった。

沼津港の停留所付近は観光地となっており、遊覧クルーズの乗り場や飲食店街がある。
沼津みなと新鮮館に入った。

中にはレストランがいくつか入っている。客の入りが店によってムラがあるのが気になったが、その中で、ほどよく賑わっていた「あじや」という店に入った。

ひもの御膳、1,320円也。刺身もついてきた。美味しくいただいた。

2026/8/22:伊豆箱根バス:沼13:沼津港→沼津駅
沼津駅行きのバスの停留所は、先ほど八王子からのバスを降りたところと同じ場所である。そこから、13時04分発の沼津駅行きに乗車した。

沼津駅の南口には13時17分に到着した。

【JRバス関東アライアンス運行の便の乗車記録】
草津温泉から加須へ:秩父鉄道観光バス「ゆめぐり埼玉2号」:2024/5/11