2026年7月5日日曜日。この日は、蔚山(Ulsan:ウルサン)からソウルをまで出た後、仁川空港を17時15分に出る飛行機で東京へ戻る。
蔚山からソウルまで最短で向かうには、京釜高速線の蔚山駅から韓国の高速鉄道KTXに乗車すればよい。今回宿泊している東横INN蔚山三山洞から蔚山駅まではバスで50分ほど、蔚山駅からソウル駅まではKTXで2時間20分である。
ただ、今回は、ホテルの最寄りにある東海線の太和江(Taehwangang:テファガン)駅から、東海線・中央線経由のいわば在来線の列車でソウルまで向かうことにした。こちらの経路でも、停車駅の少ないKTXイウムであれば3時間10分程度である。ただ、今回は停車駅の多いITXマウムに乗車することにしたため、4時間半以上を要する。8時08分に太和江を出発して、ソウルの清凉里(Cheongnyangni:チョンニャンニ)に到着するのは12時56分である。運賃は35,600ウォンであった。
2026/7/5:東海線・中央線:ITXマウム:1602:太和江→清凉里
宿泊先の東横INN蔚山三山洞を7時半過ぎに出て、近くのバス停から太和江駅方面へのバスに乗車して太和江駅へ向かう。ホテルを出て10分弱で太和江駅に到着した。

太和江駅構内には軽食堂や売店があり、売店の方はすでに営業していた。蔚山土産のお菓子も売られており、知人への土産を購入する。

その他、クリスピークリームドーナツの自動販売機がある。

8時08分発のITXマウム1602列車清涼里行きは2番線からの出発であった。


ITXマウム1602列車は、始発が釜山の釜田(Bujeon:プジョン)で、釜田を7時03分に出発して、東海線、中央線経由でソウルへ向かう。終点の清涼里に到着するのは12時56分であり、全区間乗り通すと6時間弱という長距離列車である。
列車は、8時06分に太和江に到着した。ITXマウムは韓国鉄道公社220000系の愛称で、ムグンファ号の後継として2022年から運行に就いている。


4両編成で、全車一般室である。

【→車内の詳細はこちらも参照】
太和江を出ると、駅名にもなっている太和江を渡る。

蔚山の郊外を見ながら進む。


北蔚山(Bugulsan:プグルサン)には8時17分に到着した。

慶州 (Gyeongju:キョンジュ)に近づくと、向こうから高架線が近づく。おそらく京釜高速線の線路であろう。



慶州には8時36分に到着した。3分ほど停車する。

慶州から先、正確には慶州から東海線で一駅進んだ牟梁(Moryang:モリャン)で、東海線と分かれて中央線に入る。
阿火(Ahwa:アファ)には8時57分に到着した。駅前は長閑な雰囲気であるが、向こう側に街が広がっているようである。中央線は一部区間で2020年以降に複線化による新線への移設が行われ、この駅も2021年に移設のうえ開業したらしい。


永川(Yeongcheon:ヨンチョン)には9時07分に到着した。

永川を出ると、東大邱方面の大邱線と分岐する。

この辺りにはデルタ線が形成されており、今乗車しているのが中央線、もう1辺が大邱線、残りの1辺が中央線と大邱線を結ぶ短絡線である。

大邱線からの短絡線が近づき、合流する。


車窓から。

軍威(Gunwi:クヌィ)には9時29分に到着した。

義城 (Uiseong:ウィソン)には9時46分に到着した。ここで7分停車するので、外に出てみる。

この駅は電鉄線とのホームと同じく高床式でフルスクリーン式ホームドアが設置されていた。


列車とホームの間には隙間を埋めるためにステップが展開されている。

車窓から。



安東(Andong:アンドン)には10時10分に到着した。

栄州(Yeongju:ヨンジュ)には10時31分に到着した。金泉方面の慶北線、東海方面の嶺東線との接続駅である。4分停車する。


車窓から。


豊基(Punggi:プンギ)には10時44分に到着した。

車窓から。


丹陽(Danyang:タニャン)には10時59分に到着した。

堤川(Jecheon:チェチョン)には11時17分に到着した。清州方面の忠北線との接続駅である。3分ほど停車する。

駅付近には車両基地が併設されている。

車窓から。

原州(Wonju:ウォンジュ)には11時42分に到着した。

西原州(Seowonju:ソウォンジュ)には11時50分に到着した。江陵方面の京江線との接続駅であり、ソウルから平昌、江陵、東海へ向かうKTXは、ソウルから西原州まで中央線を進み、西原州から京江線に入る。

車窓から。


楊東(Yangdong:ヤンドン)には12時05分に到着した。この辺りから駅間の距離が短くなる。乗客も増え、車内の空席も少なくなる。

梅谷(Maegok:メゴク)には12時08分に到着した。

日新(Ilshin:イルシン)には12時13分に到着した。ここで隣に客が来た。

砥平(Jipyeong:チピョン)には12時19分に到着した。ここから先はソウル都市圏の通勤電車も設定されている区間である。

車窓から。


龍門(Yongmun:ヨンムン)には12時22分に到着した。向こう側のスクリーン式ホームドアの方には客がパラパラと見えるが、通勤電車のホームであろう。一方で、こちらに乗る客も多い。

車窓から。

楊平(Yangpyeong:ヤンピョン)には12時30分に到着した。

車窓から。



次第に、車窓には高層のマンションが見えるようになる。



時折電鉄線の駅を通過する。

車窓から。

終点の清凉里(Cheongnyangni:チョンニャンニ)には、定刻より5分遅れて13時01分に到着した。


清涼里駅はソウルにある大ターミナル駅の1つであり、中央線方面の長距離列車と電鉄線が出発する。

清涼里駅。

【2026/7韓国】(目次)
13,釜山(釜田)から太和江へ:東海電鉄線:2026/7/4【2026/7韓国】
14,太和江からソウル(清涼里)へ:東海線・中央線:ITXマウム1602列車:2026/7/5【2026/7韓国】【←本記事】
<つづく>
【韓国の中・長距離列車の乗車記録】
(KTXイウム)
6,釜山(釜田)から江陵へ:東海線・三陟線・嶺東線:KTXイウム753列車:優等室:2026/7/2【2026/7韓国】
8,江陵から東海へ:嶺東線:KTXイウム752列車:2026/7/4【2026/7韓国】
(ITXマウム)
12,太和江から釜山(釜田)へ:東海線:ITXマウム1603列車:2026/7/4【2026/7韓国】
(ヌリロ)
10,東大邱から太和江へ:大邱線・中央線・東海線:ヌリロ1881列車:2026/7/4【2026/7韓国】
(ムグンファ)
9,東海から東大邱へ:嶺東線・中央線・大邱線:ムグンファ1774列車:2026/7/4【2026/7韓国】