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新庄から横手を経て北上へ:JR奥羽本線・北上線:2026/6/12

投稿日:2026年7月16日

→前から続く

奥羽本線は、かつては全線電化されていたが、2024年7月25日の大雨により、新庄~院内間の約45kmで26か所にわたり土砂流入や盛土法面崩壊などの被害が発生し、運休を余儀なくされた。この区間は、山形県・秋田県の県境越えの区間であり、2024年10月にJR東日本が開示した2023年度の経営情報によると、営業係数(100円の収入を得るのにかかった費用)は2,544円、1日の平均通過人員はわずか291人にすぎず、大きな赤字を出している状況であった。そのような事情からか、復旧に当たっては、新庄~院内間の電化設備を撤去し非電化とする方法が採られ、2025年4月に、気動車で運行を再開した。

新庄駅から秋田方面へ向かう列車は、2026年6月現在1日9往復設定されている。うち7往復は新庄~横堀を結ぶ列車で、横堀、あるいはその1つ手前の院内で、秋田行きの列車に乗り換えることができる。秋田方面へ向かう場合は横堀、反対の新庄方面へ向かう場合は院内で乗り換えると、それぞれの駅で、階段を使うことなく同一ホーム上で乗り換えることができる。そのほか、新庄~秋田を直通する列車が1日1往復設定され、朝に新庄~真室川の区間列車が1往復設定されている。

 

2026/6/12:JR奥羽本線:普通:新庄→横堀

2026年6月12日金曜日。山形を6時59分に出た特急つばさ171号は7時45分に新庄に到着した。新庄では、3分の接続で7時48分発の普通横堀行きに乗り換える。終点の横堀では5分の乗り継ぎ時間で普通秋田行きに接続する。

 

新庄から横堀までの列車は、電気式気動車GV-E400系1両による運行であった。2019年に運行を開始し、現在は新潟地区、秋田地区の非電化区間に広く投入されている。車内はセミクロスシートで、車内中央部は2人がけと4人がけのボックス、ドア付近はロングシートで構成されている。2人がけのボックスがまだ1つ空いていたので、ここに座る。ボックスの座席は、ここしばらくのJR東日本のそれでお馴染みの枕部分が硬い仕様である。ただ、向かいの席までのピッチは広く、2人で向かい合わせに座った場合も余裕のあるものとなっている。

 

定刻7時48分に新庄を出発した。乗客は8名であった。

 

次の泉田には7時53分に到着した。ここで真室川発新庄行きと行き違いをする。

 

車窓から。

 

羽前豊里には8時に到着した。

後ろから見ると分かるが、架線が撤去されている。

 

車窓から。

 

真室川には8時04分に到着した。ここで2名降りていく。

真室川駅は2面3線になっている。

 

真室川と釜淵の間は9.2kmと長くで、9分ほどかかる。

 

釜淵には8時13分に到着した。

 

車窓から。

 

大滝には8時23分に到着した。

 

車窓から。

 

及位には8時29分に到着した。「及位」と書いて「のぞき」と読む。

 

及位と院内の間に県境があり、山形県から秋田県に入る。この区間も8.6kmと長い。

 

院内には8時38分に到着した。跨線橋を渡って向こう側のホームに、秋田行きが停車している。ここで乗り換えることもできるが、終点の横堀まで行けば、階段の上り下りは不要である。

院内駅の駅舎内には郷土資料館「院内銀山異人館」が入っている。

 

院内から先は電化区間である。

 

車窓から。

 

終点の横堀には8時43分に到着した。

横堀駅。

駅名標。

 

2026/6/12:JR奥羽本線:普通:横堀→横手

横堀では、5分の接続時間で、ホームの反対側に8時48分発の秋田行きが到着した。701系電車による運行である。

 

横手には9時21分に到着した。

 

横手駅で降りるのは20年ぶりであるが、2011年に橋上駅舎が完成し、改札口には自動改札機が設置された。

 

東口から外に出る。

駅前も、前に来た時とはだいぶ変わっているように感じる。

駅前にあるのは、横手市生涯学習館 Ao-na (あおーな)で、図書館が入っている。

その裏に、羽後交通の横手バスターミナルがある。

 

横手駅にはJR貨物の営業所がある。貨物列車ではなくトラック便のターミナルらしい。

 

次に乗るのは10時47分発の北上行きである。1時間以上時間があるので、喫茶店があればと東口側を少し歩いたが見当たらない。後で調べたところによれば、西口側にスターバックスやマクドナルドなどがあった。

 

2026/6/12:JR北上線:快速:横手→北上

横手からは、10時47分発の北上線快速北上行きに乗車した。「快速」とは名乗っているが、通過する駅は小松川の1駅だけである。JRでは、「快速」とはつかず、すなわち一見すると普通列車であるものの駅を通過する列車というのが存在するが、こちらは、通過するのがわずか1駅であるにもかかわらず、律儀に「快速」を名乗っている。

また、快速列車の場合、駅の案内では停車駅を示すのが慣例であるが、紙の時刻表でも電光掲示板の案内でも、「小松川駅には停車しません」と、通過駅の方を書いている。

 

横手駅の1番線ホームには北上線のキロポストがある。

 

車両はキハ100系1両編成であった。

 

この列車も空いていた。キハ100系のボックスシートはクッションが柔らかめで座り心地が良く、昨晩は夜行バスだったこともあり、気が付いたら寝入っていた。

岩手県内に入り、横川目を過ぎると乗客が増える。

終点の北上には12時04分に到着した。

北上駅西口の駅前。

 

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