流鉄流山線は、千葉県松戸市の馬橋と流山市の流山との5.7kmを結ぶ路線で、1916年に開業した。馬橋では常磐線各駅停車と接続するほか、幸谷駅は新松戸駅に隣接しており、武蔵野線と乗り換えることができる。馬橋から流山までは所要12分、昼間は20分間隔での運行である。
2025/5/3:流鉄流山線:馬橋→流山
2025年5月3日土曜日。
この日は、新越谷駅と南流山駅を結ぶ東武バスの深夜急行バス「ミッドナイトアロー吉川・三郷・南流山」に乗車した後、馬橋の快活クラブで仮眠をとったのであるが、馬橋まで来たということで、久々に流鉄流山線に乗車してから家に帰ることにした。
流山線の始発列車は馬橋駅を5時15分に出発する。それにあわせて馬橋駅へ向かう。
JR常磐線の改札口へ向かう通路上に、流鉄流山線馬橋駅の入り口がある。
階段を降りると改札口とホームがある。
昼間は20分間隔、朝晩の一部時間帯は15分間隔での運行である。
切符売り場と改札口。流山線では自動改札機はない。
交通系ICカードに対応していないため、流山までの乗車券を自動券売機で購入した。
流山まで220円である。
5時05分に、流山を4時53分に出た本日の上り始発列車が到着した。朝早い時間であるが、十数名乗車している。この列車が、折り返し、下り始発の5時15分発流山行きとなる。
馬橋駅駅名標。
乗車位置案内。
車両は流鉄5000系である。元西武鉄道新101系で、流鉄では2010年から2013年にかけて2両編成5本が導入された。車両ごとに色と愛称が異なり、今回乗車したのはピンク色の「さくら」であった。
馬橋方先頭車。車内はロングシートである。
一部モケットが張り替えられている。
車端部に優先席がある。
優先席のモケットには肉球のデザインが施されている。
流山方先頭車。
列車はワンマン運転であるが、流鉄では各駅に駅員がいるため、車内に運賃箱などはない。
運転台の後ろにはLEDの案内表示器が設置されている。
ドア。
今回乗車した5001編成は、西武新101系として西武所沢車両工場で1982年に製造された。2009年に流鉄に輸送され、2010年から流鉄で運用に就いている。
隣のホームには「あかぎ」が電気を落として停車していた。
馬橋を5時15分に出発した。
少しの間常磐線と並走する。
住宅の合間を走る。
常磐線上野方面と武蔵野線を繋ぐ武蔵野線馬橋支線の高架下を通る。
武蔵野線の高架下を通ると、幸谷に到着する。
幸谷駅は新松戸駅のすぐ近くにあり、乗り換えが容易である。
常磐線柏方面と武蔵野線を繋ぐ武蔵野線北小金支線の高架下を通る。
小金城趾駅。沿線唯一の交換可能駅である。
坂川を渡る。
住宅を左右に見つつ進む。
鰭ヶ崎駅。
引き続き、住宅街を進む。
平和台駅。
平和台から流山までは0.8kmで、かつ直線であるから、平和台駅を出ると流山駅が見える。
流山駅は1面2線で、奥に検車区がある。
流山には5時27分に到着した。
流山駅駅名標。
改札口。列車が到着するときは改札口に駅員がいる。(後程撮影)
流山駅。
流山駅の横に、コミュニティスペース兼観光案内所「machimin1」がある。かつてはタクシー会社の車庫だったようで、「流鉄構内タクシー」の文字がうっすら残っている。
2025/5/3:流鉄流山線:流山→馬橋
馬橋までの乗車券を購入する。
折り返し、5時33分発の馬橋行きに乗車した。
各駅で少しずつ乗車がある。馬橋には5時45分に到着した。
JR常磐線各駅停車のホームから見た流鉄馬橋駅。
【流鉄の乗車記録】
5,流鉄流山線:2010/8/13【2010/8シンガポール・マレーシア】
【西武新101系の乗車記録】
羽生から三峰口へ:秩父鉄道:急行秩父路1号:秩父鉄道6000系:2023/5/20
10,西武池袋線・狭山線・山口線・多摩湖線:2010/5/23【2010/5関東】