熊本から大阪までは天草エアラインで向かう。天草エアラインは、1998年に熊本県や天草市などが出資する第三セクターとして設立し、2000年に運行を開始した。天草飛行場を拠点として、現在はATR42型1機で、天草～福岡便を1日3往復、天草～熊本便を1日1往復、熊本～大阪便を1日1往復運航している。
今回は、12月6日に、天草エアラインの公式ウェブサイトから、1日1便の熊本発大阪行きを予約した。年末年始の繁忙期は割引運賃が限定されており、「早勝7」という割引運賃が適用され、熊本から大阪まで15,700円であった。
2025/1/1：天草エアライン801便：熊本空港→大阪伊丹空港：ATR42-600（JA01AM）
天草エアライン801便大阪行きは、熊本空港を10時45分に出発する。
熊本市内の桜町バスターミナルを8時15分に出た産交バスの空港リムジンバスは、阿蘇くまもと空港には9時10分に到着した。
チェックインカウンターに向かうが、天草エアラインの搭乗手続きは出発1時間前からとのことである。まだ30分ほど時間がある。
ターミナル内のタリーズで時間をつぶす。
1時間前になったので搭乗手続きを行う。天草エアラインでは、年末年始などの繁忙期にはインターネットで事前座席指定を受け付けていないが、窓口では希望を聞いてくれたので、窓側を指定した。
搭乗券をもらう。
保安検査を済ませて制限エリアに入る。熊本空港は、保安検査場から搭乗待合室までの間、お土産店が左右に並ぶ構造となっている。お土産店の1つで、ふと目に付いた熊本水上村の「ゆず入り唐がらし」を購入した。これは冬の鍋料理によく合った。
ラウンジASOへ向かう。ここは、私が持っているエポスのプラチナカードで入場可能である。入る際にはビールの引き替え券が渡された。
10時15分頃に、天草エアライン201便が天草から到着した。この便が、801便の大阪行きとなる。10時半少し前に搭乗開始となった。
飛行機までは徒歩で向かう。機材はATR42-600型機である。これまでATR72型機には何度か搭乗しているが、ATR42型は72型より全長が4.5m短い。
「みぞか号」という愛称がつけられている。「みぞか」とは天草の方言で、「かわいい」を意味する言葉だという。
前の座席には案内誌などが入れられている。
安全のしおり。
ファイルに入れられた手作り感満載の情報誌がある。この中には、航路や飛行機の案内、客室乗務員おすすめの店の紹介などが入れられている。
エチケット袋は3枚入れられている。
台北発のスターラックス航空が降りてきた。
天草エアライン801便は、定刻より3分ほど早く、10時42分に動き出した。隣には客がおらず、周りにも空席は多かった。
10時47分に離陸した。
離陸すると旋回をして、大分の方へ進路を向ける。
11時、シートベルトサインが消灯した。
機内サービスが始まる。まずはミカンジュース「みかんちゃん」が配られる。次いで、「すずめのたまご」という豆菓子が配られる。いずれも熊本県製造のものである。
その後、お正月ということで、搭乗記念品が配られた。中にはおみくじ付きのおかきとホッカイロが入れられていた。
最後に、飴玉が配られる。
サービス中に、飛行機は、熊本県から大分県、豊後水道を経て愛媛県、高知県、徳島県と進む。
11時20分にシートベルトサインが点灯する。和歌山県から本州に入り、大阪へ向かう。
八尾空港が見えた。
まもなく伊丹空港である。
11時51分に大阪伊丹空港に着陸した。
定刻より5分早く、11時55分に23番搭乗口に到着した。
飛行機から降りる。
階段を上がって、空港内に入る。
搭乗機は、折り返し、12時40分発の802便で熊本へ戻る。
【2024/12九州】（目次）
16,熊本市内から熊本空港へ：産交バス「空港リムジンバス」：2025/1/1【2024/12九州】
17,熊本から大阪へ：天草エアライン801便：2025/1/1【2024/12九州】【←本記事】
18,大阪から成田へ：日本航空3006便：2025/1/1【2024/12九州】
【ATR機の搭乗記録】
5,仙台から新潟へ：トキエア202便：2024/5/18【2024/5宮城・新潟】
11,スマランからバンドンへ：ウイングス・エア1897便：2019/2/3【2019/2インドネシア】
24,ジョグジャカルタからスラバヤへ：ウイングス・エア1812便：2014/2/24【2014/2インドネシア】