道の駅おんねゆ温泉は建物も新しかった。国道に面していることもあり、車が多く、人で賑わっていた。ちょうど11時で、からくり鳩時計が鳴き出す時刻であったので、子供連れも多かった。ここの鳩時計は世界最大級であるということをその時始めて知った。言われてみれば、確かに大きい。動き自体は一般的な鳩時計であるが、鳩も人形も大きかった。
からくり鳩時計を見た後に、道の駅おんねゆ温泉の裏手にある北きつね牧場に行ってみる。道沿いに歩き、「北きつね」、「奉納」と書かれた、古びた二つの鳥居をくぐると、北きつね牧場の建物があった。500円を払って、北きつねの住処に入る。
牧場内はそんなに広くはないが、その中に多くの北きつねがいて、のびのびと暮らしているように見える。北きつねは、一見して犬のようにも見えるが、尻尾が太くて大きいのが特徴である。この日は暑かったので、大半の北きつねは土管の中でぐったりとしていた。だが、中にはサービス精神のある奴もいて、ひょこひょこと目の前を歩いてくれたり、土管の中を行ったり来たりするという芸を見せてくれた。
園内は小さいが、のんびりと見ていたので、出てきたときには30分ほど経っていた。その後、道の駅まで戻り、食堂できつねそばを食べる。そして、その隣のアイスクリーム店でラベンダーソフトクリームを買って食べる。
2006/7/31:北海道北見バス:温根湯→留辺蕊駅
12時30分に道の駅を出て、温根湯のバス停に戻る。すでに12時50分発の北海道北見バスの北見駅行きは停車していた。立派なバスターミナルもあるが、無人であった。
出発間際に1人乗ってきて、定刻に出発する。バスはすぐに国道に出る。所々で乗降がある。道は空いており、留辺蕊駅には定刻の13時10分に到着した。
【2006/7北海道】(目次)
12,旭川から温根湯へ:道北バス「特急石北号」:2006/7/31【2006/7北海道】
13,温根湯・北きつね牧場:2006/7/31【2006/7北海道】【←本記事】