鉄道 日本の鉄道 JR西日本 記録 2022/8近畿

18,JR東西線・片町線(学研都市線):321系:2022/8/28【2022/8近畿】

投稿日:2022年10月14日

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久宝寺からおおさか東線を乗り通して、新大阪には17時34分に到着した。本日は、これから尼崎まで出て、JR東西線、片町線に乗車して奈良へ向かう。

JR東西線は兵庫県の尼崎と大阪府の京橋を結ぶ12.5kmの路線で、路線名の通り、大阪市中心部の地下を東西に走る。1997年に開業した比較的新しい路線である。なお、JRの「東西線」ではなく、「JR東西線」が正式な路線名であるという。JR西日本管内では「JR難波」のように社名を冠する駅がいくつかあるが、社名を冠する路線はJR全路線を見ても、この「JR東西線」だけである。

片町線は、京橋と京都府の木津を結ぶ44.8kmの路線で、開業は1895年である。関西文化学術研究都市へのアクセス路線ということで、1988年に「学研都市線」という愛称が付けられた。かつては片町~京橋の0.5kmもあわせて片町線であったが、1997年のJR東西線開業に伴いJR東西線と直通運転するようになり、片町~京橋間が廃止、片町線という名称でありながら片町には行かない路線となった。

 

2022/8/28:JR東海道本線(神戸線):快速:新大阪→尼崎

新大阪から、17時46分発のJR東海道本線(神戸線)快速姫路行きに乗車し、尼崎へ向かう。尼崎には17時57分に到着した。

 

2022/8/28:JR東西線・片町線:快速:尼崎→木津

尼崎からは、18時01分発の快速木津行きに乗車した。この列車は福知山線の新三田から来て、JR東西線、片町線と直通して木津まで向かう列車である。

 

木津行きの列車は321系7両編成であった。321系は、2005年から2007年にかけて39編成273両が製造された。

 

木津行きの快速列車は、JR東西線内は各駅に停車する。尼崎を出ると、東海道本線と併走して神崎川を渡る。川を渡り終えると地下に入り、加島に到着する。加島から大阪城北詰までは地下を走る。

途中の北新地は、地下道を通じて大阪駅、梅田駅等と繋がっている。

大阪市中心部の地下を走り、かつての片町駅の代替駅である大阪城北詰を出ると、地上に出て、18時20分に京橋に到着した。

京橋からの片町線内は快速運転で、放出、住道、四條畷、星田、河内磐船、長尾の順に停車し、長尾から先は各駅に停車する。

おおさか東線と接続する放出を過ぎると、終点の木津まで、他の路線と直接の接続はない。もっとも、河内磐船駅は京阪交野線の河内森駅に近く、また木津の2つ手前の祝園駅は近鉄京都線の新祝園駅に隣接している。

松井山手~木津間は単線区間となり、運行本数も半減する。列車は、松井山手で2分、京田辺で3分、JR三山木6分ほど、列車交換のため停車した。

京田辺の次は同志社前で、同志社大学、同志社女子大学京田辺キャンパスの最寄り駅である。同志社前~木津間はさらに本数が少なくなり、朝夕の一部時間帯を除き1時間に1、2本の運行である。

大阪市内では多くの乗車があったが、片町線を進むにつれ客は少しずつ減っていき、終点木津の2つ前の祝園を出ると、私の乗っていた先頭車両からは客がいなくなった。

 

321系の車内はロングシートである。

 

ロングシートの端の部分。仕切り板は小さく、寄りかかって寝ることは難しいが、寝過ごし防止には良いかもしれない。

 

車端部。

 

優先席。

 

旅客案内用のLCDは、ドア上ではなく、天井に設置されている。

 

ドア。半自動時のドアスイッチがドア脇に設置されている。

 

終点の木津には19時23分に到着した。関西本線、奈良線との接続駅である。乗ってきた列車は、折返し19時29分発、片町線・JR東西線・福知山線直通の快速篠山口行きとなった。

 

【2022/8近畿】(目次

17,JRおおさか東線:2022/8/28【2022/8近畿】

18,JR東西線・片町線(学研都市線):321系:2022/8/28【2022/8近畿】【←本記事】

19,JR奈良線:205系1000番台:2022/8/28【2022/8近畿】

 

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