2015年2月24日火曜日。この日はジャヤバヤ(Jayabaya)でスマランへ行く。ジャヤバヤは近時登場したばかりの列車で、マランとジャカルタをスラバヤ、スマラン経由で結ぶ長距離列車であり、全車両がEkonomi ACで構成されている。この列車で、北本線の未乗区間であるスラバヤとスマランの間を乗車することにした。
ところで、ジャヤバヤの鉄道趣味的見地からみた特徴は、それまで定期列車の運行がなかったスラバヤ・グブン駅からスラバヤ・パサールトゥリ(Surabaya Pasarturi)駅の間を運行することであろう。スラバヤからスマランへ向かうのであれば、パサールトゥリ駅から列車に乗るのが通常であろうが、今回は敢えてグブン駅に向かい、今まで定期列車の運行がなかった区間をあわせて乗車することとした。
チェックアウト時刻ギリギリまで部屋で過ごし、12時にホテルを出て、タクシーでグブン駅へ向かう。
予約・決済済乗車券の発行機。
構内のダンキンドーナツで軽くドーナツを食べる。チョコレートレモンのドーナツと、カスタード入りのドーナツを注文した。
切符を見せて待合スペースに入り、列車を待つ。ここから乗車する客は多くないようであった。
乗車券。
2015/2/24:Jayabaya:Surabaya Gubeng → Semaarang Tawang
ジャヤバヤは12時53分にグブン駅に到着した。ほぼ定刻であろう。
全車"Ekonomi AC"で、車内は4人のボックスで構成されていた。
ドア。
12時57分、スラバヤ・グブン駅を出発した。スラバヤ・コタへ向けて進む。進行方向右側には、鳥小屋を多く見かける。
スラバヤ・コタ駅の手前で左の線へ入り、右手にコタ駅を見つつ大きくカーブする。
インドネシア銀行やフェリー会社がある通りがある。2年ほど前に歩いた通りである。
その後、住宅か事務所かは分からぬが、それら建物の裏を走り、大通りを渡る。ビルをくぐると、パサールトゥリである。車窓風景に退屈しない区間であった。
パサールトゥリには13時15分に到着した。横には、長距離列車の車両が停車している。スラバヤとジャカルタを結ぶグマラン(Gumarang)の車両だったようである。
パサールトゥリ駅では、一度停車するも、5分程度で動き出す。
のろのろとした速度でスマラン方へ進む。しばらく行くと、そこで停車し、逆に動きだし、再度駅に進入する。13時30分、駅舎に近いホームに入線する。
14時、定刻にパサールトゥリ駅を出発する。1号車の人数は増えたものの、空いている印象がある。私のボックスは相変わらず2人のままである。
昼食を食べておらず、さらに食堂のスタッフも回ってこないので、食堂車に行ってみる。2号車は半分程度、3号車に至っては客が乗っていない。
食堂車は4号車であった。厨房スタッフは、カウンターで今まさに弁当を詰めているところであった。水色の明るい制服を着た女性販売員もスプーンやナプキンを袋詰めしていた。
準備中ならばと一旦席に戻ろうとしたところ、弁当をほしいのかと聞かれ、その場で1つ作り上げてくれた。値段はRp28,000。骨付き鶏肉の入った弁当であった。座席に持ち帰って食べる。
その30分後くらいに、販売員がお盆に弁当をのせて車内を巡回しにきた。その後に、スーパーマーケットでみられるカゴを使って、飲み物を売りに来た。
列車は快走する。幹線で線形もよいのだろう。
1時間半ほどノンストップで走り、15時28分、ボジョネゴロ(Bojonegoro)に到着した。
次いで、16時07分、チェプー(Cepu)に到着した。各駅で少しずつ客が増えている。
16時33分、Randublatungに到着する。
17時15分、ガンブリンガン(Gambringan)を高速で通過した。グンディ(Gundih)への線が分岐する駅である。ここから先は、既に乗ったことのある区間である。
【→グンディ方面はこちら】
17時23分、ヌグロンボ(Ngrombo)に停車する。私の座っていたボックスにも2人来る。
スマラン・タワン駅には10分遅れの18時11分に到着した。席を立つ客もそこそこいたが、大多数はこの先まで行くようであった。
スマラン・タワン駅ホーム。
駅舎内。
駅外観。
本日の宿泊先は、スマラン・ポンチョル駅近くであるが、ポンチョル駅付近には食堂があまりなかったと記憶しているので、タワン駅付近で食べていくことにする。タワン駅近くの食堂で、鶏肉と野菜を指さしてご飯にのっけてもらう。これでRp20,000だったか。
【2015/2インドネシア】(目次)
12,スラバヤ:トゥンジュンガンホテル(Tunjungan Hotel Surabaya):Superior:2015/2/23【2015/2インドネシア】
13,スラバヤからスマランへ:ジャヤバヤ(Jayabaya):2015/2/24【2015/2インドネシア】【←本記事】
14,スマラン:ホテルオリンピック(Hotel Olympic):Deluxe Double Bed:2015/2/24【2015/2インドネシア】