インドネシアの街めぐり 街めぐり 記録 2011/4インドネシア

9,バタム島:ナゴヤヒル:2011/4/21【2011/4インドネシア】

投稿日:2019年7月9日

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2011年4月21日木曜日。この日は、1日バタム島で過ごす。

10時半ころまでベッドでゴロゴロとしているが、その後、ホテルから出てみることにする。玄関のところのセキュリティカウンターでタクシーを頼むと、すぐに呼んでくれる。街中を走っているタクシーではなく、ホテルが契約している車のようであった。

ショッピングモールの類はあるかと訊ねると、「ナゴヤヒル(Nagoya Hill)に行くか?」と言われる。そこまで連れて行ってもらう。値段はRp30,000也。

ナゴヤヒルは、日本だとイオンのようなショッピングモールであった。5階建てだっただろうか。平日ではあるが、わりと賑わっている。

1階から順に見て回るが、1階は大型スーパーマーケットが入店している。食料品はもちろん、日用雑貨から家電までも取り扱っている。ここにくれば生活するためのものは何でも揃うといった感じのマーケットである。野菜類がわりと充実していたのが印象的だった。また、魚売場には新鮮な魚が多く並べられ、その脇では寿司も売られていた。

雰囲気は、商品がやたらと山積みになっていることを除けば、日本のスーパーや大型電気店とあまり変わらないような気がした。とりあえず、ここでひげ剃りと飲み物を購入する。

 

ナゴヤヒルの1階には、スーパーマーケットの他に、携帯、CD、パソコン機器、デジタルカメラ等電気製品を売る商店がずらりと並んでいる。携帯電話も色々と種類があるようである。デジカメは日本製がほとんどであった。

 

CDショップに入り、インドネシアのポップスを物色する。店員に最近の流行を伺う。アルバム1枚Rp60,000だっただろうか。アルバムを2枚購入する。

 

2階より上は、大小様々な店舗が並んでいる。服を売っている店が多かったように思う。大型の書籍店もある。5階にはゲームセンター、映画館、カラオケ店等娯楽施設も入店していた。

吹き抜けのスペースでは車の展示やイベントがなされている。

 

サンリオグッズはここでも人気らしい。

 

ゲームセンター。

 

このショッピングモールには、マタハリという大型の百貨店も入店していた。百貨店の1階は、やはり日本と同じく化粧品コーナーであった。

飲食店街は2階に多くあるが、1階と5階にもいくつかある。

1時間半近くかけて、ぶらぶらと店を見て回る。

 

2階にはフードコートがある。また、1階と5階にも食堂が入店している。ケンタッキーやピザハット、A&Wなどのチェーン店も入店している。値段は、日本人の感覚からすれば、どの店も比較的安い。

日本食の店か。

「美の味 OKOYAKI」という店では、たこ焼きやカツを売っている。たこ焼きは、中の具を選べるようなのだが、Original、Octopus、Prawn、…と続いている。Octopus(タコ)入りのたこ焼きが別に設定されているということは、Originalのたこ焼きにはタコが入っていないのだろうか。よく分からない。

 

昼飯は、1階のファーストフードで食べた。"Best Fried Chicken"という店で、"BFC"とも書かれていた。KFCを意識したものと思われる。

ミーゴレンシーフードとグレープのフローズンを注文した。どちらも美味しかった。

 

昼食後、再び5階に行き、映画館の方へ行くと、先ほどは閉まっていた映画館のドアが開いている。4つのスタジオがあり、ほぼ同時に4本の映画が上映されるらしい。時間つぶしに、"Suster Keramas 2"という映画を見てみることにする。ポスターを見ただけで、ホラー映画であることは分かる。

この映画だが、ポスターの出演者の欄には"SOLA AOI"という日本人の名が書かれている。帰国後に調べてみると、映画からアダルトビデオまで幅広く手がけている女優さんであった。ちなみに、この映画はタイトルから分かる通り"Suster Keramas"の続編にあたる映画らしいが、連続性はない。後で調べてみると、"Suster Keramas"には桜木凛というこれまたAV女優さんが出演していたらしい。

カウンターでRp20,000を払うと、13時15分からと言われ、座席が打ち込まれたチケットが手渡される。

スタジオに入るところで、ポップコーンやらドリンクやらの販売が行われている。指定された席に着席すると、既にスクリーンでは映画の宣伝が上映されている。日本では映画の開始時刻の後に宣伝が放映され、なかなか本編が始まらずに苛々するが、ここの映画館のやり方だと待ち時間に暇をもてあまさないので良いと思う。

映画開始前に、客席でもスナックとドリンクの販売が行われる。見たところ、あまり買っている客はいなかった。もっとも、平日だからか、客もあまり多くない。

映画は、ホラーとセクシーとコメディをあわせたような映画であった。日本人女性を出演させているのは、イスラム教国の女性を脱がせるのはまずいといった事情からだろうか。蒼井そら氏、細いわりには豊満な感じで、かわいい系の女性であった。

インドネシア語は一切分からないので、細かいストーリーが追えているかは分からない。ただ、蒼井そら氏演じるサチコが、日本語とたどたどしい英語で喋ってくれるから、内容はある程度分かったつもりになる。ちなみに、サチコの台詞の部分にはインドネシア語の字幕が出ていた。ホラーであるから、恐い部分も多かった。後ろの席に座っていた女の子達は、キャーキャー騒いでいた。

映画は1時間半程度。エンディングロールが流れ始めると会場はすぐに明るくなり、観客はぞろぞろと出口へ向かっていく。日本だとエンディングロールが流れ終わるまで席で見続ける人が多いような気がするが、これはお国柄なのだろうか。エンディングの音楽はなかなか好みだった。

映画"Suster Keramas2"が終わったのが15時頃であった。1階のA&Wでサンデーを食べて身体を冷やしてから、いったんホテルに戻ることにする。

 

ホテルに戻り、部屋で3時間程度、本を読みつつ過ごす。

18時過ぎに、再度ナゴヤヒルまでタクシーで向かう。夜になると、道中、屋台も目立つ。ホテルから歩いていける距離にもあるが、ただ歩いている人はあまり見かけない。治安はよいのか悪いのか分からない。そして、衛生状況も、どうなのか分からない。

タクシーの運転手、「カラオケはどうだ。いい女がいるぞ。ナゴヤヒルでは夕食を食うのか?1時間したら迎えに来てやるぞ」などと調子がよい。迎えの方は丁寧にお断りしたが、聞いたところによると、事前情報通り、バタム島にはたくさんカラオケがあり、そのほとんどすべてが置屋であるらしい。一晩Rp400,000程度からお相手してくれるという。4,000円弱である。

ナゴヤヒルに入り、2階のフードコートに上がると、中央部のステージのある部分がカラオケ会場になっていた。次から次へと、人々が踊ったり歌ったりしている。ギャラリーにも多くの人だかりができている。上手い人には拍手が送られたりする。

フードコートの小綺麗な店で、鶏肉の黒胡椒炒め丼を注文。中国料理の店だったか。わりとすぐに出てくる。日本人の口に非常に合っており、美味しかった。

 

ナゴヤヒルで両替店を探す。見た限りだと、店内に両替所は3軒ほどあり、どこもレートが違う。レートが一番良かった両替所で、日本円10,000円を両替。Rp1,030,000だっただろうか。とにかく大金持ちになった気分である。これで、しばらく両替しなくて済む。

 

20時頃にタクシーでホテルに戻る。

バタム島であるが、ある程度キレイなホテルで、安くのんびりと過ごしたいという人にとっては良いのかもしれない。少なくとも、シンガポールより遥かに安くて良いホテルに泊まることができる。日本ではなかなか進まなかった本も、2冊読み終えた。ナゴヤヒルの飯も悪くない。また気が向いたら来ようかなと思う。

 

【2011/4インドネシア】(目次

8,バタム:89ホテル(89 Hotel):Deluxe:2011/4/20【2011/4インドネシア】

9,バタム島:ナゴヤヒル:2011/4/21【2011/4インドネシア】【←本記事】

10,バタムからジャカルタへ:ライオン・エア377便:2011/4/22【2011/4インドネシア】

 

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