2012年2月26日日曜日。6時25分、シンガポールからのシンガポール航空26便はフランクフルト国際空港に到着した。入国審査および税関を経て、ドイツに入国する。
売店で飲み物を購入する。ほとんどの500mlペットボトル飲料が2ユーロを超える。日本の2倍ないしはそれ以上の値段である。もっとも空港価格かも知れない。
まず駅に向かう。ジャーマン&デンマークレイルパスのバリデーションをしたい。これをしないと、レイルパスが有効にならないのである。税関を出てまもなくのところに、ドイツ鉄道(DB)の窓口がある。ここでは多くの人が列を作っている。そこに並ぶ。窓口の係員は手慣れたもので、一人一人に対しての時間は短い。
まもなく順番が来る。まずバリデーションをお願いし、次にベルリンまでの指定席券をお願いする。ベルリンに一番早く着くのは、フランクフルト中央駅(Frankfult Hbf)でICEに乗り継ぐ経路であった。初めての場所であり、大きな駅での短時間での乗り継ぎは自信がない。係員は「大丈夫」というが、一方でベルリンまでの直通便も8時11分にあるという。フランクフルト中央駅経由の場合と比較して到着時間が10分遅くなるだけなので、直通便に乗ることにした。レイルパスだけでも乗車できるが、座席指定する場合は4ユーロかかる。混雑具合が分からないので、一応座席指定をしておく。クレジットカードで支払う。
1時間ほど時間ができたので、まずDBの窓口の近くにあるパン屋に行き、美味しそうなクロワッサンを購入した。1.2ユーロ也。バターが効いていて美味しかった。このようなパン屋は、今後いたる所で見かけることになる。
パン屋やDBの窓口がある階に飾られていた、レゴ製のルフトハンザA380型機。
フランクフルト空港駅には近距離用の駅と長距離用の駅があるらしい。IC2355列車は長距離用の駅からの出発である。切符には"F-Flughafen Fernbf."と記載されている。正式な駅名は"Frankfurt am Main Flughafen Fernbahnhof"であり、フランクフルト空港遠距離駅などと訳すことができよう。
長い通路を歩き、長距離列車用の駅へ向かう。
フランクフルト空港駅(遠距離駅)。
長距離列車の駅にもDBの予約カウンターがある。ふと、3月1日の切符を予約しておこうと思い、そこに入り、ベルリンからコペンハーゲンまでの切符を予約する。事前に調べていたとおりハンブルクでの乗り継ぎが必要であったが、指定席料金はハンブルクで分割されることなく、通しで4ユーロであった。
【2012/2ドイツ】(目次)
6,シンガポールからフランクフルトへ:シンガポール航空26便:2012/2/25【2012/2ドイツ】
7,フランクフルト空港駅:2012/2/26【2012/2ドイツ】【←本記事】
8,フランクフルトからベルリンへ:IC2355:2012/2/26【2012/2ドイツ】