飛行機 シンガポールの航空会社 記録 2012/2ドイツ

6,シンガポールからフランクフルトへ:シンガポール航空26便:2012/2/25【2012/2ドイツ】

投稿日:2019年7月21日

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2012/2/25:シンガポール航空26便(SQ26):シンガポール→フランクフルト:A380-800(9V-SKJ)

シンガポール航空26便はフランクフルト経由のニューヨーク行きであり、A380-800による運行である。航空券を購入した際はB747-400での運行とのことで喜んだのだが、今年の1月からA380に変更となった。シンガポール航空はB747を今年の4月をもって手放すことにしているらしく、WEBにはシンガポール航空のB747の今までを振り返るページが設けられていた。また、シンガポール航空の機内誌ではB747退役の旨の記事に1ページ割かれていた。

搭乗開始は航空券によると22時55分とのことであった。出発時刻が23時55分だから、1時間前の搭乗開始である。なかなか早い時間に設定してあるが、A380という超大型機ゆえの措置だろうか。

搭乗券。

搭乗口の入口の表示では、搭乗開始時刻は23時10分であった。

搭乗口はA4であった。搭乗口に入る前にA1からA6まで共通の荷物検査場がある。

A4搭乗口へ行くと、搭乗開始時刻が23時15分になっていた。

23時15分に搭乗開始となる。スイート、ビジネス、PPSクラブから搭乗、次いでスターアライアンス・ゴールド、そして一般客の順番に搭乗となる。

座席はアッパーデッキの79Kである。A380ではボーディングブリッジが3つ設置され、うち1つは2階のドアに直接付けられる。2階へのブリッジは、緩やかな勾配となっている。

大型の座席が並んだビジネスクラスのゾーンを通ってエコノミーのゾーンに向かう。2階のエコノミーの座席配置は2+4+2である。見たところすべて満席、さすがの搭乗率である。

窓側の座席には、ボーイング747型機の2階席にもあるような物入れがある。これは、上の荷物棚が少し小さいこと、そして壁が斜めになっているためにできてしまったスペースを埋めるための措置であろう。客の立場からしてみれば、便利である。

窓は大きい。

シートピッチは、A380だからといって広いわけではない。やはりエコノミークラスの標準である。B777-300ERよりも狭い気がしたが、これは気のせいかもしれない。座席の作り自体は、B777-300ERと全く同じであった。79Kの席は後ろに座席がないので、気兼ねなくリクライニングできるのが救いである。

シートピッチの参考。

フットレスト。シートピッチを考えると個人的に必要ないと思うが、評価は分かれるであろう。

出発前に機内食メニューの配布がある。

 

2012年2月26日日曜日。

定刻10分遅れの0時05分にプッシュバックとなる。機内安全ビデオの放映が終わると、機内の照明が暗くされる。地上走行中、A380が前にも後ろにもいる。A380の出発ラッシュのようである。

0時15分に離陸。0時25分にシートベルトサイン消灯する。機内の照明が明るくなる。

まずはアメニティグッズのサービスがある。靴下と歯ブラシであった。

その後ピーナッツとドリンクのサービスがある。

さらに30分ほどして機内食が配られる。もう夜食の時間であるが、しっかりと食べさせるメニューである。3種類から選択であった。"Stir fried pork with sweet bean paste, braised beancurd with vegetables and fried noodles"を選ぶ。そこそこ美味しい。デザートのケーキは"Banana butter cake"とのことだが、がんづきのような味と食感であった。

機内食サービス終了後、消灯となる。消灯は、一気に電気が消えるのではなく、じわじわと暗くなっていく。この便は、延々と夜の中を飛び続ける。

かなり長時間眠る。巡航中は、確かに他の機種よりは静かである。飛行機は、マレーシア、タイを経て海を渡り、インド、パキスタン、アフガニスタン、トルクメニスタン、カスピ海の上空を飛行する。

時計の針を7時間戻して、ドイツ時間にする。

出発後約10時間後、ドイツ時間3時頃に夜食のサービスがあった。客室乗務員が籠にサンドイッチやお菓子を入れて回る。とりたい人だけがとるというシステムである。飲み物のサービスも時々行われていた。また、ギャレーにも夜食が置かれ、いつでも持っていけるような状態になっていた。

トイレに行くついでに、階段を下りて1階に行ってみる。階段が2,3人が並んで通ることのできる幅で、ゆったりとした螺旋状になっている。1階の座席配置は3+4+3。こちらも満席のようであった。

4時30分頃に点灯する。朝食は2種類から選択。"Scrambled egg served with veal sausage, cherry tomato and potatoes"を選ぶ。スクランブルエッグである。そこそこ美味しいが、腹がまだ起きておらず、半分程度しか食べられない。

その後、機内免税品販売などがある。

ドイツに入ると、スカイマップが動きを停止してしまう。ドイツ国内では使えないのだろうか。帰りもそうであった。

5時45分頃に機長から挨拶があり、6時30分頃に着陸とのアナウンスがある。

機内。

実際にはそれよりも早く、6時05分頃にはシートベルトサインが点灯し、6時15分頃に着陸した。降下から着陸にかけての騒音は、これが飛行機の中なのかと思うほど静かであった。

6時25分頃にスポットに到着した。

搭乗橋の準備ができるまでに若干時間がかかる。この時間、たまたま横にいた客室乗務員のおじさんと話をする。A380に初めて乗ったというと、「大きくて静かな飛行機だろう」と我が事のように自慢していた。日本便の乗務もするらしく、成田や羽田には何度も行っているとのことであった。

降機後に、搭乗機を撮影。

入国審査場へ向かう。人は多いが、流れが速い。ドイツは入国カードがいらないので、パスポートを見せるだけである。何も聞かれることはなく、スタンプが押される。税関を経て、晴れてドイツに入国した。

 

【2012/2ドイツ】(目次

5,シンガポール・チャンギ空港:クリスフライヤーゴールドラウンジ(ターミナル3):2012/2/25【2012/2ドイツ】

6,シンガポールからフランクフルトへ:シンガポール航空26便:2012/2/25【2012/2ドイツ】【←本記事】

7,フランクフルト空港駅:2012/2/26【2012/2ドイツ】

 

【その他のシンガポール航空の搭乗記録】

4,成田からシンガポールへ:シンガポール航空637便:2012/2/25【2012/2ドイツ】

 

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