JR播但線は兵庫県の姫路から和田山までの65.7kmを結ぶ路線であるが、そのうちの電化区間である姫路~寺前間の普通列車には、103系が運用に就いている。103系は1963年から1984年にかけて3447両製造されたが、現在運用に就いているのは加古川線、播但線と九州の筑肥線のみである。播但線の103系にはまだ乗車していなかったので、今回乗車しておくことにした。
2024/12/30:JR東海道本線・山陽本線(JR神戸線):新快速:大阪→姫路
大阪駅から9時15分発のJR神戸線新快速網干行きに乗車して、姫路まで向かう。車内は混雑していたが、大阪駅で乗客の入れ替えが多く、座ることができた。姫路には10時19分に到着した。
2024/12/30:JR播但線:普通:姫路→寺前
姫路駅で播但線に乗り換える。次の出発はすぐの10時23分発の寺前行きである。中間改札口を通り、ホームへ向かう。
播但線の普通列車には、基本的に103系3500番台が充当される。この車両は、1998年に播但線の姫路~寺前間が電化された際に投入され、2両編成9本が在籍している。加古川線の103系は前面貫通型であり、筑肥線の方も元々は福岡市営地下鉄に直通していたことから貫通扉があるため、本来の103系の前面を現在まで維持しているのは、この播但線の103系3500番台のみである。
車内はロングシートである(後程撮影)。車両自体は1970年代に製造されたものらしいが、播但線に投入される際には体質改善工事が施され、車内は2000年頃の新車と類似の雰囲気となっている。
車端部。
優先席。
ドアは半自動式である。ワンマン運転であり、整理券発行機が車内に設置されている。
洋式トイレが設置されている。
姫路出発時点で空席はほとんど埋まり、立ち客も散見された。季節柄、スーツケースを持った帰省客と思しき客も多い。
姫路から寺前までは29.6kmで、姫路から約40分である。終点の寺前には11時06分に到着した。
寺前までは1時間に1本程度の列車があるが、そこから和田山までの非電化区間は、普通列車が2時間に1本程度と本数が一気に減る。今回は、寺前で折り返すことにした。
2024/12/30:JR播但線:普通:寺前→姫路
寺前からは、折り返し11時17分発の普通姫路行きで姫路まで折り返した。先ほどの車両がそのまま折り返すのかと思っていたが、隣のホームに姫路行きの列車が停車しており、ここまで乗車してきた車両は回送となった。
定刻11時17分に寺前を出発する。姫路に近づくにつれて客が増え、姫路到着時点では通路も埋まっていた。終点の姫路には11時59分に到着した。
【2024/12九州】(目次)
5,JR桜島線・大阪環状線:323系:2024/12/30【2024/12九州】
6,JR播但線:103系3500番台:2024/12/30【2024/12九州】【←本記事】
7,姫路から小倉へ:JR山陽新幹線:こだま849号(500系・ハローキティ新幹線)・のぞみ21号:2024/12/30【2024/12九州】
【103系の乗車記録】
5,JR筑肥線(姪浜~唐津):103系:2022/9/9【2022/9九州】
3,JR加古川線:2021/12/24【2021/12西日本】
12,ジャカルタの通勤列車(2):元国鉄103系:2014/2/20【2014/2インドネシア】
【播但線の乗車記録】
14,大阪から鳥取へ:特急はまかぜ1号:2009/9/7【2009/9西日本】