以前は分かりにくいイメージがあった秋葉原駅だが、すっきりとした感じになっていた。
ここから、つくばエクスプレスでつくばへ向かう。2005年8月24日に開業した路線であり、乗車時は開業してまだ間もなかった。秋葉原とつくばの58.3kmを結ぶ路線である。
JRの改札を出て、つくばエクスプレスの乗り場に行く階段を下りる。秋葉原駅に失礼ではあるが、綺麗すぎて秋葉原の感じがしない。
2005/11/26:首都圏新都市交通:快速:秋葉原→つくば
ホームに行くと、15時45分発の区間快速つくば行き、52分発の普通守谷行きが出発を待っていた。つくばエクスプレスはワンマン運転のため、全駅にホームドアが設置されている。そのため、この駅で車両の写真は撮ることは難しく、私は撮らなかった。
52分の普通守谷行きが出発後、16時発の快速つくば行きが到着する。4号車に乗車する。始発駅であり、前の方に並んでいたのだが、乗った時点ではすでに座席が埋まっていて、立ち客も多かった。
車両はつくばエクスプレス2000系で、交直両用車であった。乗車した4号車はセミクロスシート車で、ボックスの座席では肘掛けの部分からテーブルを出すことができるようになっていた。
16時、定刻に秋葉原を出発する。北千住までは、新御徒町、浅草、南千住の各駅に停車する。各駅で、多くの客が乗り込んできた。ちなみに、つくばエクスプレスの浅草駅は、東武・都営・東京メトロの浅草駅から800m離れた所にあるようで、注意を促す紙がホーム等に見られた。同じ駅名であるので紛らわしい。
ワンマン運転であることもあって、車内放送は全自動である。だが、運転手が操作しているのか、車内が混んでくると「お詰めください」といった自動放送が流れたり、「携帯電話はマナーモードに」といった自動放送も流れたりする。
車内が満員となり、北千住を出ると、つくばエクスプレスの威力が発揮される。スピードを上げていき、しばらくすると足立区の青井、そして六町を通過する。その後千葉県八潮市に入り八潮を通過、あっという間に南流山に着く。ここはJR武蔵野線との接続駅で、若干客が入れ替わった。
南流山を出発すると、流山セントラルパークを通過して流山おおたかの森に停車する。ここでは東武野田線と乗り換えることができる。ここまで来ると、降りる客が多い。
流山おおたかの森を出ると、柏の葉キャンパス、柏たなかを通過して、守谷に到着する。関東鉄道との乗換駅である。ここでも多くの客が降り、やっと座ることができた。
守谷を出発すると、デッドセクションを通り、直流から交流になる。車内灯は消えないが、一時的に電光表示器が消えたり、「ごとん」という音がしたりするので、気がつく人は分かるのではないだろうか。だが、分からなくてもおかしくない程度のものだった。
相当な速度で最後の区間を走る。終点のつくばには16時45分に到着した。秋葉原からつくばまで45分であった。つくば駅も地下駅であった。
【2005/11関東】(目次)
5,鹿島神宮から東京へ:JR鹿島線ほか:2005/11/26【2005/11関東】
6,つくばエクスプレス:2005/11/26【2005/11関東】【←本記事】
7,つくばから東京へ:ジェイアールバス関東「つくば号」:2005/11/26【2005/11関東】