ガンビル駅を13時20分に出たダムリのバスは、ジャカルタ・スカルノハッタ空港のターミナル3に14時20分に到着した。
ターミナル3から、まずは空港の各ターミナル間を結ぶスカイトレインに試乗する。このスカイトレインは、ターミナル3~ターミナル2~鉄道駅~ターミナル1の経路で運行されている。このときは13分に1本の間隔での運行であった。空港ターミナル間を結ぶスカイトレインが13分に1本というのは使い勝手が良いとはいえないが、ないよりははるかに良い。今後改善されることであろう。
2018/2/3:Skytrain:Terminal 3 → Terminal 1
ターミナル3は最近できたばかりのターミナルであるから、このシャトルが乗り入れることを前提として作られたのであろう、バスが到着した出発階からエスカレーターを降りたところが、スカイトレインの駅であった。
エスカレーターからスカイトレインの路面が見える。
スカイトレインのホームへ向かう。
時刻表。
スカイトレインの時刻表の横には、空港鉄道の時刻表もあった。
まもなくスカイトレインが入線する。
車両は、韓国宇進製、2両編成である。普通、このような乗り物は自動運転の場合がほとんどであるように思われるが、ここは完全に手動運転で、運転手がワンハンドルのマスコン・ブレーキを扱って運転している。もっとも、運転席と客室の仕切りは暫定的な簡単な柵だけであり、将来的には自動運転をすることが前提の設計である。警備員も乗っているが、こちらが運転席や運転風景をカメラで写しても何も言ってこないのはありがたい。
ターミナル3~ターミナル2間ではこのような光景が広がる。
運転席の画面に速度は表示されるが、速度は遅い。ターミナル3からターミナル2の間は外を見ていたので速度計は見ていなかったが、ターミナル2より先は時速20kmが最高速度だったはずである。
ターミナル2,ターミナル1は、ターミナルから少し離れたところに駅がある。さすがに、現在のターミナル内に乗り入れることはできなかったのだろう。ターミナル2で、もう1本の列車とすれ違う。
ターミナル1駅。
車内。結構混んでいた。
2018/2/3:Skytrain:Terminal 1 → Stasiun Ka Bandara
ターミナル1から、そのまま折り返して鉄道駅まで乗る。私のように、終点についても降りない客は多かった。まだ私のような試乗客が一定数いるのだろう。
ターミナル1駅と鉄道駅との間に、車両基地への線がある。基地内には1編成停車していた。
空港鉄道の駅で列車を降りた。乗降スペースはもちろんできあがっているものの、他の箇所はまだ工事中であった。
空港鉄道の駅へ向かう。
【2018/2インドネシア】(目次)
5,ガンビル駅からスカルノハッタ空港へ:ダムリ空港バス:2018/2/3【2018/2インドネシア】
6,ジャカルタ・スカルノハッタ空港:スカイトレイン:2018/2/3【2018/2インドネシア】【←本記事】
7,スカルノハッタ空港からスディルマンへ:スカルノハッタ空港鉄道:2018/2/3【2018/2インドネシア】