北九州市に皿倉山という山があり、ここにケーブルカーが走っている。皿倉山ケーブルカーの山麓駅へは、JR鹿児島本線八幡駅、小倉駅などから無料のシャトルバスが設定されているほか、福岡と小倉とを結ぶ高速バス「いとうづ号」の高速皿倉山ケーブル停留所からも徒歩5分である。今回は、この高速バスで福岡から皿倉山ケーブルカーの山麓駅へ向かうことにした。
福岡から小倉への高速バスは、今回乗車する「いとうづ号」のほか、「なかたに号」、「ひきの号」の3つの系統があり、全てあわせて平日は1日100本程度の便が設定されている。この3路線は、小倉側での停車地に違いがある。福岡側では、いずれの路線も、西鉄天神高速バスターミナル、中州、蔵本に停車する。博多駅は経由しない。
今回乗車する「いとうづ号」は、昼間は20分~30分間隔での運行で、本数は充実している。路線名の由来は、小倉北区にある「到津」という地名である。
2023/7/14:西日本鉄道:いとうづ号:西鉄天神高速バスターミナル→高速皿倉山ケーブル
西鉄福岡(天神)駅の3階に西鉄天神高速バスターミナルがある。ここから、16時50分発の「いとうづ号」小倉駅(砂津)行きに乗車する。小倉行きは2番乗り場からの出発である。交通系ICカードが使用可能なので、事前に乗車券を購入する必要はない。
3分ほど前にバスが到着し、乗車開始となった。
定刻16時50分に西鉄天神高速バスターミナルを出発した。
17時に到着した中州で1名乗車した。
渋滞で停車する。運転手が、山笠による渋滞と案内した。路上では屋台の準備が始まっていた。
博多川を渡る。
17時11分に蔵本に到着した。ここで座席は7割ほど埋まっていた。
17時13分、呉服町出入口から福岡高速道路環状線に入る。千鳥橋ジャンクションで福岡高速1号香椎線に入り、福岡インターで九州自動車道に入る。
17時39分、若宮インターチェンジに停車する。
17時47分、直方パーキングエリアに停車する。
遠賀川を渡る。横は山陽新幹線の線路である。
八幡インターで北九州高速4号線に入り、馬場山料金所を通過する。
17時56分、高速千代ニュータウンに停車する。ここで7名降りて5名乗る。
黒崎出入口では高速を降りる。
18時03分に引野口(黒崎IC)に停車した。3名降りて4名乗る。
再び北九州高速4号線に入る。
黒崎の街並みが見渡せる。
高速皿倉山ケーブルには18時09分に到着した。定刻が17時59分であるから、10分遅れであった。天神から高速皿倉山ケーブルまで1,350円也。ここで降りたのは私だけであった。
この停留所には、いとうづ号のほか、西鉄バス北九州の都市高速経由のバスも停車する。
階段を上ったところに、一般道に出るドアがある。
一般道側から見たバス停への入口。
山の方へ進むと、皿倉山ケーブルの山麓駅がある。徒歩5分程度である。
【2023/7九州】(目次)
5,福岡市地下鉄七隈線:2023/7/14【2023/7九州】
6,福岡から皿倉山へ:西日本鉄道「いとうづ号」:2023/7/14【2023/7九州】【←本記事】
7,皿倉登山鉄道:皿倉山ケーブルカー・皿倉山スロープカー:2023/7/14【2023/7九州】
【西日本鉄道(バス)の乗車記録】
2,東京から福岡へ:西日本鉄道「はかた号」:2023/7/13【2023/7九州】