羽田からのスターフライヤー91便は、定刻より16分早く、22時24分に北九州空港に到着した。北九州空港からは、「福北リムジンバス」で博多駅へ向かう。
「福北リムジンバス」は、北九州空港と博多・天神を結ぶリムジンバスで、北九州空港を深夜・早朝に発着するスターフライヤー便に接続する形で設定されている。博多中心部に近い福岡空港は、運用時間が7時から22時までであり、東京発福岡行きの最終便は20時である。それに対して、海上に位置する北九州空港は24時間空港であり、スターフライヤーの深夜・早朝便と福北リムジンバスを乗り継ぐことで、東京から博多へ、福岡空港行きの最終便よりも遅い時間に出発することができ、逆に、博多から東京へは、福岡空港発の始発便に乗るよりも早い時間に到着することができる。
2022/9/8:北九西鉄タクシー:福北リムジンバス:北九州空港→博多駅前
北九州空港からは、この時間帯、朽網駅、小倉駅、黒崎・折尾方面、博多・天神方面へのバスが相次いで出発する。いずれも定刻22時40分着のスターフライヤー91便に接続するダイヤである。
空港の建物内に、バスの乗車券券売機がある。ここで博多駅までの乗車券を購入した。2,000円であった。クレジットカード決済が可能である。ちなみに、後で気がついたが、バスには交通系ICカードの端末があり、ここで買わなくても良かったようである。
博多・天神行きの福北リムジンバスは4番乗り場からの出発である。
北九州空港発の福北リムジンバスは、北九州空港を出ると、直方PA、若宮IC、上の府太郎丸(新宮)、御幸町(香椎)、呉服町、博多駅博多口、天神高速バスターミナル前の順に停車する。
福北リムジンバスは、スターフライヤーの早朝・深夜便の運行にあわせて設定される。スターフライヤー便が運休の時は、このバスも運休となる。
出発5分ほど前にバスが到着した。運行するのは西鉄グループの北九西鉄タクシーで、マイクロバスによる運行であった。
福北リムジンバスの専用車のようである。
座席は1列+2列の横3列配置である。
さすがに足下は狭い。
この路線でも交通系ICカードの使用が可能であった。
定刻22時50分に北九州空港を出発した。客は私の他にもう1人だけであった。乗車時に、運転手が降車停留所を確認した。2人とも、博多駅までの乗車であった。以後、途中停留所のアナウンスは一切なかった。
苅田北九州空港ICから東九州自動車道に入り、北九州JCTで九州縦貫自動車道に入る。
23時40分、バスは古賀ICで高速を降りた。まだ博多までは距離があるが、ここからは国道3号を走る。本日は降車客がいないものの、停車停留所の上の府太郎丸(新宮)、御幸町(香椎)は国道3号にある。夜も遅いので、道は空いている。
2022年9月9日金曜日。
博多駅前に到着したのは、日が変わって0時08分であった。定刻が0時23分であるから、15分の早着であった。
バスが到着したのは、博多駅博多口であった。この時間帯、歩いている人はほとんどいなかった。
【2022/9九州】(目次)
2,羽田から北九州へ:スターフライヤー91便:2022/9/8【2022/9九州】
3,北九州空港から博多駅へ:北九西鉄タクシー「福北リムジンバス」:2022/9/8【2022/9九州】【←本記事】
4,博多:ヴィアイン博多口駅前:シングルB:2022/9/8【2022/9九州】
【北九州空港の空港バス乗車記録】
3,北九州空港から小倉へ:西鉄バス北九州「北九州空港エアポートバス」:2021/12/10【2021/12九州】