【前から続く】
プルウォジャヤ号は、9時40分にチルボンに到着した。9時42分、隣のホームからファジャール・ウタマ(Fajar Utama)が定刻に出発する。プルヴォジャヤ号は、さらに7分停車して、定刻26分遅れの9時49分にチルボンを出発した。
チルボン出発直後。
チルボン・プルジャカン(Cirebon Prujakan)駅。3等Ekonomiの列車はチルボンではこちらの駅に停車するらしい。
車窓から。
Linggapura駅を通過する。
列車はしきりに警笛を鳴らしながら山間部を走る。見た感じ、線路を歩いている人が少なからずいる。幹線道路しか整備されていない山間部では、線路が生活道路の一部をなしているのかも知れない。丸太や藁を担いで歩いている人も見かける。警笛で線路歩行者に注意を促しているのだろう。
車内では、汽車旅に飽きたのか、最初はおとなしかった子どもが数人で車内を走り回っている。
12時07分、Karanggandulを通過する。
車窓から。
ちなみに、列車の窓は黒っぽく色がついているものが大半である。直射日光を遮るためであろう。しかし、私の席を含め、一部の窓は色がついていない。投石等で窓が割れて、その修復のとき、色付きのガラスがなかったなどの理由で、このようなことになったのだろう。窓にはカーテンがないので、色がついていないと、直射日光が差し込んだときにまぶしい。もっとも、写真を撮るにはこちらの方が都合がよい。
12時15分、プルウォケルト(Purwokerto)に到着した。定刻は11時29分着であるから、46分遅れである。特に途中で運転停車をしていたわけではないが、遅延が拡大している。ダイヤに余裕がないのだろう。駅を見る限り、プルウォケルトは特急列車が止まるにふさわしいような大きな駅であるが、その周囲にどのような街が形成されているのかはよく分からなかった。
列車が停車する前に赤帽が乗り込み、降りる客と荷物の運送の交渉をしている。契約が成立した赤帽は多くなく、大半が手持ちぶさたな様子であった。ここで半分程度の客が席を立つ。
12時21分、隣のホームに、Eksektifのみの編成が到着する。時刻通りであれば、ジョグジャカルタを10時に出たジャカルタ行きタクサカ(Taksaka)号であろう。
【2013/10インドネシア】(目次)
21,ジャカルタからチラチャップへ:プルウォジャヤ(Purwojaya)72列車 (1):2013/11/3【2013/10インドネシア】
22,ジャカルタからチラチャップへ:プルウォジャヤ(Purwojaya)72列車(2):2013/11/3【2013/10インドネシア】【←本記事】
23,ジャカルタからチラチャップへ:プルウォジャヤ(Purwojaya)72列車(3) :2013/11/3【2013/10インドネシア】