2024年1月27日土曜日。この日は、まず東京から京都へ向かい、京都市営地下鉄に乗車する。京都市営地下鉄は、国際会館と竹田の13.7kmを結ぶ烏丸線と、六地蔵と太秦天神川の17.5kmを結ぶ東西線の2路線で構成されており、両路線は途中の烏丸御池で交差する。
2024/1/27:JR東海道新幹線:のぞみ1号:東京→京都
自宅最寄りの駅で京都までの乗車券と指定席券を購入しようとしたが、指定席券売機が6時30分からであった。結局、モバイルSuicaで改札を通り、東京駅に向かう列車の中で、スマホから「スマートEX」の会員登録を行い、6時発ののぞみ1号の乗車券、指定席券を購入、モバイルSuicaと紐付けを行った。これで券売機での発券が不要になる。京都まで13,970円也。
東京駅から、6時発ののぞみ1号博多行きに乗車した。本日の始発列車である。
車両は新車のN700Sであった。
東京駅で乗車前に駅弁「東海道新幹線弁当」を購入していた。ジェイアール東海パッセンジャーズ製、1,150円也。
東海道新幹線沿線の名物を取り入れた弁当とのことで、東京の深川めし、穴子蒲焼、静岡名物の黒はんぺん、名古屋名物の味噌カツや海老フライが入っている。美味しくいただいた。
東京出発時点では空席があったが、品川、新横浜での乗車で、車内はほぼ満席となった。
富士山を見ながら進む。
この日は雪の影響で名古屋~米原間で若干の徐行運転を行ったようで、京都に到着したのは定刻2分遅れの8時10分であった。
新幹線八条口から出て、地下鉄烏丸線の乗り場を目指す。
2024/1/27:京都市営地下鉄烏丸線:普通:京都→竹田
八条口の改札口を出て、京都おもてなし小路を通り抜ける。まだ朝8時台であるが、観光客と思しき人が多い。
京都おもてなし小路の先に、地下鉄京都駅があった。
階段を降りたところに、「地下鉄・バス1日券」、「京都地下鉄・嵐電1dayチケット」、「奈良・斑鳩1dayチケット」を販売している自動券売機が2台置かれている。
今回は「京都地下鉄・嵐電1dayチケット」を購入した。1,300円也。その名の通り、京都地下鉄全線と嵐電(京福電鉄嵐山本線・北野線)に乗車可能な1日乗車券である。
京都からは烏丸線に乗車する。烏丸線は国際会館と竹田の13.7kmを結ぶ路線である。1981年に北大路~京都間が開業、1997年に全線開通となった。
まずは一方の起点である竹田を目指す。
京都から竹田までは4駅である。
8時21分発の竹田行きに乗車した。
列車は10系6両編成であった。車内はロングシートである。(竹田にて撮影)
優先席の区画には、床にも案内がある。
1988年製造の車両であるが、近時の改造でドア上には液晶の案内表示器が設置されている。
くいな橋を出ると地上に上がる。
終点の竹田には8時27分に到着した。近鉄奈良線との共用駅で、2面4線の構内は、真ん中の2線を地下鉄線、外側の2線を近鉄線が使用する。地下鉄で竹田に列車すると、階段で移動することなく奈良方面への列車に乗り換えることができるほか、地下鉄から近鉄奈良線に直通して奈良まで行く列車もある。東京の代々木上原駅、名古屋の上小田井駅などと類似の構造である。このときちょうど反対側に停車していた近鉄の車両は、近鉄奈良線から地下鉄烏丸線に乗り入れて国際会館まで行く列車であった。
竹田駅。
竹田駅前。
駅の西南には鳥羽離宮がある。
竹田駅の近くには名神高速道路が通っており、竹田駅は、高速道路上にある京都深草停留所の最寄り駅でもある。
2024/1/27:京都市営地下鉄烏丸線:普通:竹田→国際会館
竹田駅から京都駅へは近鉄奈良線でも地下鉄烏丸線でも向かうことができる。
4番線が近鉄奈良線である。
3番線が地下鉄烏丸線である。
駅構内には、近鉄と地下鉄の乗り間違えに注意するようにとの掲示や案内がある。ちなみに、竹田から京都まで近鉄に乗車すると240円、地下鉄は260円である。
8時36分発の国際会館行きに乗車した。先ほど竹田まで乗車してきた車両の折返し運用である。
車内の表示器でも、近鉄京都駅には行かない旨の案内がある。
8時35分に隣のホームに近鉄奈良線の京都行きが到着すると、そこからの乗り換え客で席がある程度埋まった。
8時36分に竹田を出発した。京都で多くの乗車がある。四条、東西線との接続駅である烏丸御池では乗降共に多い。京都御所や同志社大学の最寄り駅である今出川からは降車が多くなる。
終点の国際会館には9時03分に到着した。
改札を出ると、国立京都国際会館への連絡通路がある。
地上に出るとバスターミナルがある。
バスターミナルの反対側には公園が広がっている。
国際会館駅4番出入口。
駅構内にはデイリーヤマザキが入っていた。
2024/1/27:京都市営地下鉄烏丸線:普通:国際会館→烏丸御池
9時13分発の新田辺行きに乗車した。
竹田から近鉄奈良線に直通する列車である。
9時27分に烏丸御池に到着した。ここで東西線に乗り換える。
駅構内に「志津屋の自販機コーナー」がある。志津屋は京都で人気の地元パン屋だという。
2024/1/27:京都市営地下鉄東西線:普通:烏丸御池→六地蔵
烏丸御池で東西線に乗り換えた。東西線は六地蔵と太秦天神川の17.5kmを結ぶ路線である。1997年に醍醐~二条間が開業、2008年に全線開通となった。
東西線のホームはフルスクリーンホームドアを採用しており、列車の顔は分からない。
烏丸御池からまずは六地蔵へ向かう。9時32分発の六地蔵行きに乗車した。
列車は50系6両編成である。京都市交通局のホームページでは「準小型車両」と紹介されているとおり、車体幅は烏丸線の車両などと比べて50cmほど狭く、1両の長さも16mとなっている。
車端部。
ドア。
車内には、志津屋の「京風あんパン」の広告が掲示されていた。京都地下鉄限定商品だという。
三条京阪では京阪本線・鴨東線と接続する。その3つ先の御陵では、京阪京津線が分岐する。1時間に3本ほど、東西線と京阪京津線を直通する列車が設定されている。御陵の次の山科は東海道本線との接続駅である。
京都市から宇治市に入り、終点の六地蔵には9時59分に到着した。JR奈良線の駅は隣接しているが、京阪線とは約400mほど離れている。
JR奈良線の六地蔵駅までは屋根が架かっている。
地下鉄東西線六地蔵駅。
2024/1/27:京都市営地下鉄東西線:普通:六地蔵→太秦天神川
折返し、10時07分発の太秦天神川行きで、終点の太秦天神川まで乗車する。1時間に7,8本程度の列車が設定されている。
六地蔵の時点では空席があったが、椥辻あたりから立つ客が出始めて、烏丸御池で大半が降りた。
二条城前、山陰本線との乗換駅である二条を経て、終点の太秦天神川には10時41分に到着した。
太秦天神川駅。
太秦天神川駅は、京福電鉄嵐山本線(嵐電)の嵐電天神川駅に隣接している。ここで嵐電に乗り換える。
【2024/1京阪神】(目次)
2,京都市営地下鉄烏丸線・東西線:2024/1/27【2024/1京阪神】【←本記事】
3,京福電鉄嵐山本線・北野線(嵐電):2024/1/27【2024/1京阪神】