トゥンジュンガンホテルまで戻り、そこからプラザスラバヤに隣接している潜水艦博物館へ向かう。一本道で距離にして1kmほどであるが、暑いので歩きたくない。タクシーに乗った。
しかし、道中、とんでもない渋滞に巻き込まれた。もともとスラバヤ市内は一方通行が多く、道も複雑である。トゥンジュンガン通りの車両通行止めも影響したのだろう。プラザスラバヤに到着するまでに30分以上かかった。
潜水艦博物館へ行く。2013年に初めてスラバヤに来たときにこの博物館を発見し、それ以来行きたかったのだが、なかなか機会がなかった。
この潜水艦博物館は、” Monumen Kapal Selam”という。”Kapal Selam”とは潜水艦を意味するインドネシア語であるから、直訳すると「潜水艦記念碑」といったところだろうか。
入館料はRp15,000であった。
この潜水艦はインドネシア海軍で使われていたとのことだが、1952年にソビエト連邦で作られたもので”KRI Pasopati 410”という型のものらしい。潜水艦の前にこの潜水艦の概要や性能が書かれた看板があり、そこには、全長76m、幅6.3m、速度は水上で最高18ノット、水中で13.5ノットなどと記されている。潜水艦には全く詳しくないので、この潜水艦がどういったレベルのものなのかは分からない。
船内に一本に延びる通路に従って歩いて行く。見学客は多く、写真を撮りあっていた。
潜望鏡がある。ここで操船していたのだろうか。
船員用ベッドだろうか。
魚雷の発射スペースか。よく分からない。
見学通路以外にも居住区画があるのかどうかは分からぬが、狭い船内であった。乗組員はここで長期間滞在することになるのだろうが、どういった気分なのだろうか。
すぐ横には川が流れている。
この脇に映画館があり、海軍に関する映画だろうか、そういったものが放映されていた。その裏には食堂があった。食堂は意外と混んでおり、席が埋まっていた。
隣にあるプラザスラバヤへ向かう。トゥンジュンガンプラザほど大きくはないが、ショッピングモールである。
意外と日本食の店があった。
日本に本社がある中国系企業だったか。
2階か3階か忘れたが、マッサージの店があった。メニューを見るとフットマッサージがあったので、1時間ほどお願いをした。若い女性が丁寧にマッサージをしてくれた。
せっかくなので、このお姉さんにスラバヤのおすすめの観光地を聞いてみる。「スラバヤカーニバル」という答えが返ってくる。大きな遊園地らしい。後で検索してみると、"Suroboyo Carnival "という場所があったので、たぶんここであろう。デートなどで行くには良いところかもしれないが、一人で行くところではない。
ついでに、スラバヤのおすすめの食事を聞いてみると、"Rawon"とのことであった。肉入りのスープご飯らしい。こちらは手帳にメモをする。機会があれば食べてみようと思う。
【2019/7インドネシア】(目次)
15,スラバヤ:トゥンジュンガン通り・スラバヤ博物館:2019/8/3【2019/7インドネシア】
16,スラバヤ:潜水艦博物館・プラザスラバヤ:2019/8/3【2019/7インドネシア】【←本記事】
17,スラバヤからシドアルジョへ:エコノミー・ローカル(Ekonomi Lokal):2019/8/3【2019/7インドネシア】