シアトルからのアムトラック・カスケーズ510列車がバンクーバーに到着したのは11時24分であったが、入国審査を終えてカナダに入国したのはそれから1時間ほど経った12時30分であった。帰りのシアトル行きバスの出発は17時であり、バンクーバー滞在時間は4時間ほどである。
さて、パシフィックセントラル駅は後で見ることにして、まずはトランスリンク社(Trans Link)のスカイトレイン(Sky Train)に乗ることにする。トランスリンク社はバンクーバーの交通を一元的に管理する機関であり、新交通システムであるスカイトレインをはじめ、路線バスやフェリーの運航も担っている。
さて、最寄りのスカイトレインの駅は、公園を挟んで向こう側にあるメインストリート・サイエンスワールド(Main Street-Science World)駅である。
階段を上がり高架上の駅のホームに行くと、そこに券売機がある。券売機はタッチパネル式で、日本語を選択することもできる。若干怪しげな日本語だが、意味は一応通じる。切符は、1回限りの切符と1日券(Day Pass)がある。切符をいちいち買うのは面倒なので、損をするかもしれないと思いつつも1日券を購入する。カナダドルで9ドル也。クレジットカードも使用可能であった。
2011/8/14:Trans Link:SkyTrain:Main Street-Science World→Waterfront
まもなく、ウォーターフロント(Waterfront)行きの列車が来る。2両編成の車両を2編成繋いでいる。列車は無人運転なので、前面は中央の非常扉を除いて窓はない。
車内は幅も長さも狭い。
利用客は多い。ダウンタウンの区間であるグランビル(Granville)からウォーターフロントまでは地下を走る。6,7分で終点のウォーターフロントに到着した。
向かいのホームに停車中の新型と思しき車両。
【2011/8アメリカ合衆国】(目次)
14,シアトルからバンクーバーへ:アムトラック・カスケーズ(Amtrak Cascades)510列車(2):2011/8/14【2011/8アメリカ合衆国】
15,バンクーバー:スカイトレイン(1):2011/8/14【2011/8アメリカ合衆国】【←本記事】
16,ノースバンクーバー:2011/8/14【2011/8アメリカ合衆国】