大阪府内のJR関西本線、桜島線、大阪環状線に順に乗り、天王寺には14時46分に到着した。
次は、阪和線の支線に乗る。JR阪和線は大阪府の天王寺と和歌山県の和歌山を結ぶ路線で、私も昨年末に「特急くろしお」で天王寺から和歌山までは乗り通している。ただ、その他に、途中の鳳と東羽衣を結ぶ1.7kmの支線がある。今回は、これに乗ることにした。
2022/8/28:JR阪和線:区間快速:天王寺→鳳
天王寺からは14時49分発の区間快速日根野行きに乗車した。天王寺始発の列車で、行き止まり式の3番線からの出発であった。
区間快速は、天王寺を出ると、堺市、三国ヶ丘、鳳に停車し、鳳から日根野までは各駅に停車する。列車は混雑しており、既に空席はなかった。最後尾で立っていた。列車は、時速85kmから90kmの速度で運行する。
鳳には15時03分に到着した。
2022/8/28:JR阪和線(羽衣線):普通:鳳→東羽衣
鳳で、東羽衣行きに乗り換える。東羽衣行きのいわゆる「羽衣線」は、鳳駅5番線から出発する。羽衣線の列車は1時間に4本程度の運行である。全長1.7km、片道3分の路線であり、1本の車両が行ったり来たりする運用である。
5番線は羽衣線専用のホームである。
ホームが東羽衣方へカーブしている。
東羽衣行きは、2016年製造の225系5100番台4両編成による運行であった。羽衣線はワンマン運転である。
客は少なく、私が乗った最後尾には他に誰も乗らなかった。
2人掛けと1人掛けの転換クロスシートで構成されている。乗車時間3分の列車にはもったいない設備であるが、阪和線、紀勢本線と共通の運用のようである。
車端部にはボックスシートがある。
津波等避難用品が目立つ位置に収納されていた。海沿いを走る紀勢本線において津波等が発生しそうなときの備えである。
車いす等のスペース。
ドア。
車内にはLCDモニターが設置されている。
東羽衣までは1駅である。
高架線を走り、15時16分に東羽衣に到着した。
東羽衣駅駅名標。
駅は無人のようであった。自動改札機の1つにインターフォンと切符確認用のカメラが設置されている。青春18きっぷなど自動改札機に非対応の乗車券を持っている場合は、このインターフォンでオペレーターを呼び出し、遠隔で切符を確認してもらうことになる。
東羽衣駅改札口。
東羽衣駅。
駅を出ると目の前が南海本線の高架で、写真だと左側に南海羽衣駅がある。このまま直進すると浜寺公園である。
【2022/8近畿】(目次)
14,JR桜島線(ゆめ咲線)・大阪環状線:2022/8/28【2022/8近畿】
15,鳳から東羽衣へ:JR阪和線(羽衣線):2022/8/28【2022/8近畿】
16,浜寺駅前から天王寺駅前へ:阪堺電車:2022/8/28【2022/8近畿】
【阪和線の乗車記録】
20,新大阪から新宮へ:特急くろしお11号:パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」:2021/12/26【2021/12西日本】