11,徳島から高松へ：JR高徳線：1500形：2023/12/30【2023/12四国】

投稿日：2024年2月4日

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2023年12月30日土曜日。この日は、徳島から、高松、多度津を経て高知まで向かう。徳島から高知まで鉄道で向かうのであれば、徳島から徳島線で阿波池田まで向かい土讃線に乗り継ぐのが最短であるが、土讃線の多度津～琴平間を乗り残していること、土讃線内にあるスイッチバック駅で有名な坪尻駅に停車する列車に乗車したいことから、遠回りで向かうことにしたのであった。乗車券は「青春18きっぷ」を使い、普通列車を乗り継いでいく。

2023/12/30：JR高徳線：普通：徳島→高松

JR高徳線は、香川県の高松と徳島県の徳島を結ぶ74.5kmの路線である。この区間、特急列車は1時間に1本走っているが、直通する普通列車は著しく少ない。徳島県内、香川県内で完結する普通列車はある程度の本数が設定されているものの、県境越えの板野～引田間の普通列車は1日6本のみである。徳島駅から香川県へ向かう普通列車は、朝は5時51分、6時01分、6時37分と続き、一見本数が多いように見えるが、6時37分の次は12時30分、16時と間が空き、最終は18時23分である。

今回は、徳島を6時37分に出発する普通高松行きに乗車した。車両は1500形気動車2両編成であった。2006年から2014年にかけて34両製造された車両である。

車内は転換クロスシートである。

座席。

くず物入れ。

ワンマン運転対応の設備はあるが、この列車には車掌が乗務していた。

大型の車いす対応トイレが設置されている。

ドアは半自動式である。

列車は、定刻6時37分に徳島を出発した。客は少なく、2人掛けのクロスシートも空いている箇所が多かった。

徳島駅のセブンイレブンで購入したおにぎりで朝食とした。

鳴門線との分岐駅である池谷には6時53分に到着した。池谷駅は、高徳線と鳴門線の線路が徳島方で繋がるV字の構造となっており、高徳線ホームと鳴門線ホームの間に駅舎がある。鳴門線のホームを見ると、6時55分発の桑野行きが停車していた。鳴門からの一番列車で、徳島でさらに牟岐線に乗り入れて、阿南の先まで向かう列車である。

板野には7時05分に到着した。ここで20分停車する。

改めて乗車列車を見る。徳島方は1505編成、1500形の1次車である。

高松方は1554編成、4次車である。2次車以降は、方向幕の位置が貫通扉の上になった。

板野での20分の停車時間では、まず、1番線から、7時06分発の特急うずしお1号徳島行きが出発していった。6時10分に高松を出発した、特急うずしおの一番列車である。

次いで、1番線に7時20分発の普通徳島行きが到着した。こちらは、5時40分に高松を出発した列車である。ほぼ同時に、2番線に7時20分発の特急うずしお4号高松行きが到着し、発車していった。

ここから先、県境の山越え区間が、普通列車1日6.5往復の区間である。

7時34分に阿波大宮に到着した。ここまでが徳島県である。既に山間部であり、人家もほとんどない。

県境の大坂峠を越えて香川県に入る。向こう側には播磨灘が見える。

香川県側の最初の駅である讃岐相生には7時41分に到着した。既に山間部を抜けており、こちらには人家もそこそこある。

次いで、引田には7時45分に到着した。特急停車駅であり、高松～引田間の普通列車も多く設定されている。

志度には8時34分に到着した。ことでん志度線との接続駅である。客も徐々に増えてきた。

終点の高松には9時10分に到着した。

高松に来たのだから、讃岐うどんを食べようと思う。駅を出てすぐのところにあった「めりけんや」という店に入った。まだ朝であるが客は多く、店に入ってからしばらく並んだ。

オリーブ地鶏讃岐コーチンのウィンナー天がおすすめのようであった。

かけうどん（小）を受け取り、天ぷらが並べられているカウンターでウィンナー天、野菜かき揚げをとった。カウンターの先にレジがあり、そこで支払いとなる。かけうどん（小）280円、ウィンナー天160円、野菜かき揚げ150円、合計590円也。交通系ICカードやクレジットカードは不可とのことだったがpaypayには対応していたので、paypayで支払った。