飛行機 インドネシアの航空会社 記録 2014/12インドネシア

11,パレンバンからルブックリンガウへ:アヴィアスター713便:2014/12/23【2014/12インドネシア】

投稿日:2019年8月26日

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ホテルで荷物を引き取り、ホテル前で待機しているブルーバードタクシーに乗って空港へ向かう。12時半に空港に到着した。

2014/12/23:アヴィアスター713便(MV713):パレンバン→ルブックリンガウ:BAe146-200(PK-BRE)

インドネシアの空港では、空港の外に航空会社の発券カウンターがある。アヴィアスター(Aviastar)の発券カウンターも開いていた。「ルブックリンガウまで1枚」と告げてパスポートを渡す。インドネシア語はほとんど話せないし、必要な事項はパスポートに書かれているのだから、最初から渡してしまった方が早い。3名の若い女性係員が楽しそうに仕事をしている。個人商店のような雰囲気である。私に対しても愛想がよい。料金はRp330,000であった。安いと思う。搭乗手続きは8番カウンターでと言われて、A4用紙に印刷された航空券をくれる。これで、無事、飛行機でルブックリンガウへ向かうことができる。

航空券。

荷物検査を経て建物内に入り、8番カウンターで搭乗手続きをする。

小さい機材であるから、荷物を1個預ける。搭乗券には搭乗口の記載がない。聞いてみると、1番か2番か3番とのことであった。空港内のモニターにも、ガルーダやシティリンク、ライオンエアの出発案内はあるのにアヴィアスターの出発案内がない。

空港内。

Rp35,000の空港使用税を支払い、手荷物検査を経て、搭乗口へ行く。

搭乗待合室には搭乗口は4つあるが、4番搭乗口は閉鎖されているので、実質、搭乗口は3つしかない。

手荷物検査後にある子供用施設。

 

パダン料理の店で"Soto Padang"を注文する。Rp33000也。注文はインドネシア語でしたのだが、やはり現地人ではないことは分かるのだろう、店員のお姉さんに中国人かと聞かれた。日本から来たと答える。感じの良いお姉さんだった。"Soto Padang"は、スープの中にごろっとした骨付き肉の塊が入っていた。味付けは日本人好みではないかと思う。美味しかった。

搭乗待合室の窓ガラスは青みがかっており、写真を撮るには向かない。

搭乗時刻は13時45分と書かれているが、その時間になっても何の案内もない。14時10分過ぎに、放送が流れ、"Lubuklinggau"というフレーズが聞こえる。ガルーダやシティリンクの案内は英語でもなされるが、アヴィアスターの案内はインドネシア語だけである。近くにいた職員に、何を言ったのだと聞くと、3番搭乗口で待つようにと言われる。

 

14時15分頃になって、やっとアヴィアスターのBAe146型機が到着するのが見えた。

その後もしばし時間があって、14時45分過ぎにやっと搭乗が開始された。3番搭乗口から入り、階段を下りて外に出て、飛行機に乗る。タラップの前には、空港の切符売り場にいた3人組のお姉さんが立っている。

搭乗券。

なかなか古めかしい内装である。後で調べたところによると、1989年製の飛行機であった。今年で25年目である。機内は全席エコノミークラス、2+3の座席配置である。シートピッチはムラがあり、前の方は狭かったが、私の席は普通といったところだろうか。頭上の荷物入れは小さく、キャリーバックを持ち込んだ客は収納することができずに困っている。

頭上のパネル。

座席は14Aであった。13列目がなかったのに気がつかず、15Aに座っていたので、後から来た客に指摘され、正しい席に戻った。

3分の2程度の座席が埋まり、出発となる。隣はルブックリンガウでレストランを営んでいるという男性で、彼は英語を話した。途中から話に入ってきた後ろの客は、警察官であると名乗った。英語は話せなかったが、ゆっくりとしたインドネシア語で話してくれる。当然に「なぜルブックリンガウに行くのだ」と聞かれるので、鉄道と飛行機が好きで、ルブックリンガウからパレンバンへの鉄道に乗りたいからであると答える。

15時に出発する。客室乗務員がエマージェンシーデモを実演する。機長が、インドネシア語と英語で機内放送を入れる。電気的な不具合のために到着と出発が遅れたのだと説明する。

シートピッチの参考。

特徴的な窓。

安全のしおり。

機内販売誌。2014年2月~5月のものが入っていた。

4発機であるが、パワーがあまりないのか、地上をなめるように離陸をしていく。

シートベルトサインが消灯すると、すぐに機内サービスが始まる。わずか45分のフライトであるが、甘いパンとミネラルウォーターが提供される。

食べている最中にもう片付けが始まり、片付け終わった頃には着陸態勢に入る。

15時40分にルブックリンガウ・シランパリ空港(Bandara Udara Silampari)に着陸した。

着陸後、数枚写真を撮ってから飛行機を離れる。

空港の建物へ向かう。

 

先の警察官を名乗る男性が、ホテルは決まっているのかと聞いてきた。決まっていると答える。車で乗せていってくれると言う。それはありがたいが、本当に大丈夫なのかと戸惑っていると、あちらもそれを察したのか、自身のIDを見せてくれる。確かに警察官であった。

空港の建物で、機内に預けた荷物の到着を待つ。

警察官は、空港係員にIDを提示して、厳重に梱包された封筒を2つ受け取っている。氏は、それをその場でやぶり開ける。1つは拳銃である。もう1つの封筒からは弾が出てくる。係員や周りの人と談笑しながら、その場で拳銃に弾を入れて、腰のベルトに装着している。

横には、エアアジアの身分証をつけた男性がいる。この人、パレンバンの空港でアヴィアスターの係員と仲良さげに話していたり、搭乗案内の前に飛行機に向かっていたりしたので、アヴィアスターの職員かと思ったが、パレンバン空港のエアアジアのスタッフであった。ルブックリンガウに帰省し、25日の飛行機でパレンバンに戻るのだという。クリスマスの飾り付けがされた荷物を持っている。クリスマスを家族と過ごすのだろう。

機内預けの荷物が届く。ベルトコンベアはない。荷物を積んできた台車から、係員がそのまま床に荷物を降ろす。客がそこに群がる。

 

荷物を引き取って、警察官の後について空港を出る。確かにタクシーは見あたらない。いつのまにか、警察官の横にお付きの者が3人いる。地位が高い人なのかもしれない。しかし、威張った感じは全くなく、お付きの者と親しそうに談笑している。お付きの者も警察官なのだろうが、いずれも私服である。警察官が私のことを紹介し、バンに招き入れてくれる。警察官は助手席に乗り、お付きの者は1人が運転席、もう2人が後ろの席である。私は2人の付き人に挟まれて座る。状況が状況なら、護送である。

空港からホテルまでは15分程度だっただろうか、1人が英語を解したので、自己紹介し、鉄道目的でルブックリンガウまで来て、明日パレンバンに列車で戻ると話す。珍しい人間と思われただろうが、理解してもらえたようであった。ホテルに到着してからも、大丈夫だからと言ったにもかかわらず、フロントまでエスコートしてくださった。

 

【2014/12インドネシア】(目次

10,パレンバン(4):アンペラ橋:2014/12/23【2014/12インドネシア】

11,パレンバンからルブックリンガウへ:アヴィアスター713便:2014/12/23【2014/12インドネシア】【←本記事】

12,ルブックリンガウ:シティホテル(City Hotel):Standard Double Bed:2014/12/23【2014/12インドネシア】

 

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