2020/1/11:JR東海道本線:普通:東田子の浦→清水
東田子の浦から、11時26分発の島田行きで清水へ向かう。清水には11時57分に到着した。
2020/1/10:静岡鉄道静岡清水線:普通:新清水→桜橋
次に乗るのは、静岡鉄道静岡清水線である。静岡清水線は、JR清水駅近くの新清水駅と静岡駅の新静岡駅とを結ぶ11kmの路線で、開業は1908年である。沿線には両端の駅を含めて15の駅がある。
清水駅から静岡鉄道の新清水駅までは徒歩で10分程度である。東口から出た方が距離が短かったようであるが、バスプールのある西口から歩いて向かった。西口を出て、しばらくは東海道本線の線路に沿って細い道を歩く。駅前銀座というアーケードを通り、踏切を渡り、少しだけ清水駅の方へ戻り、すぐに見える高架橋の手前で右折して直進すると、新清水駅に到着した。
静岡清水線は運行本数が多く、昼間は、平日も土日も普通列車が1時間あたり9本運行している。6分から7分に1本の運行であり、列車が2両編成での運行であるとはいえ、地方私鉄にしては十分な多頻度運行である。平日朝方の静岡方では最大で1時間に15本の運行を行っており、急行列車も走らせているというのだから、なかなか大したものである。
新清水から、12時14分発の新静岡行きに乗車する。この列車は新型のA3000形による運行であった。このA3000形は編成によって前面及び側面の窓下の色が異なるようで、乗車した編成は青色であった。
車内。よくある最近の通勤列車の車内である。
車内には横長のLCDモニターが設置され、路線図、次駅表示などが表示されていた。
12時14分に新清水を出発する。この列車で終点まで行っても良かったのだが、時間もあったので2つめの桜橋で降りてみた。
桜橋駅はやや変わった作りであった。新静岡行きのホームが駅舎寄りにあり、新清水行きのホームは上下線に挟まれて作られている。上下線でホームの位置はずれており、駅の出入り口を入ってすぐ左側が新静岡行きのホーム、構内踏切を渡って右側に新清水行きのホームといった位置関係である。
改札口付近から新静岡方面行きのホームを撮影。
後ろを振り返ると、新清水方面行きのホームがある。構内踏切を渡って向かうことになる。
新清水行きのホームの向こう側にはJR東海道本線の線路がある。清水ではJRと静岡鉄道は駅が離れているが、桜橋の一つ手前の入江岡駅で合流し、この付近では東海道本線と併走する。ただ、駅があるのは静岡鉄道のみである。
ちょうど新清水行きの列車が到着した。緑色のA3000形であった。
2020/1/10:静岡鉄道静岡清水線:普通:桜橋→新静岡
次の新静岡行きは、従来からの1000形電車による運行であった。側面は東急田園都市線で使われる8500系を彷彿させるものである。車両は東急車輌の製造とのことなので、そういった関係もあるのだろう。1973年から導入された車両だという。
今川義元公生誕500周年の記念ラッピング車両であった。
車内でも、ドア下に大きくラッピングがなされていた。
車内。(新静岡到着時に撮影)
桜橋の次の狐ヶ崎を出ると、東海道本線との併走区間が終わる。もっとも、方向は同じであり、東海道本線と近いところを走っているようである。ただ、東海道本線との乗換駅は草薙だけである。
桜橋では座ることができたが、静岡に近づくにつれてかなりの混雑となった。
駅間距離はかなり短く、とりわけ新静岡手前の数駅は、発車したと思ったらすぐに次の駅であった。
新静岡には12時41分に到着した。
新静岡駅駅名標。
新静岡駅改札口。
新型A3000形の運行時刻表が掲示されていた。
新静岡駅は新静岡セノバというショッピングモールの1階にある。このモールは、地下にはマーケット、1階から6階には様々なジャンルの店が入店しており、最上階には映画館もある。1階部分しか歩かなかったが、土曜日の昼であるから人で相当に賑わっていた。
新静岡駅から静岡駅までは徒歩10分弱である。
静岡駅に到着したのは13時少し前であった。昼食は静岡駅でとることにした。静岡駅構内の大作という魚料理の店に入り、「一番人気」と書かれていた「いわし定食」を注文した。鰯の刺身と天ぷらがメインの定食であった。美味しくいただいた。1,100円也。
【2020/1東海】(目次)
10,静岡鉄道静岡清水線:2020/1/11【2020/1東海】【←本記事】
11,天竜浜名湖鉄道(1):掛川から西鹿島へ:2020/1/11【2020/1東海】
【静岡県内を走るその他の私鉄路線の乗車記録】
8,伊豆箱根鉄道駿豆線:2020/1/11【2020/1東海】
4,大井川鐵道井川線:2020/1/10【2020/1東海】
3,大井川鐵道大井川本線:2020/1/10【2020/1東海】