長野駅の在来線改札内で「信州美彩膳」を購入した。デリクックちくま製、1,100円である。2015年の北陸新幹線金沢延伸開業を記念して作られた弁当らしい。パッケージには、「北陸新幹線 一期一会の旅」と書かれている。
原材料名。
開けてみる。
2段重ねとなっている。
中にはお品書きが入っていた。
上の段「一の段」は5本の串が目立つ。左から信州ポークカツ(塩味)、長芋磯辺天婦羅、福味鶏醤油麹漬け、五平餅(胡麻味噌)、高野豆腐竜田揚げ醤油絡めである。デリクックちくまのウェブページには、北陸新幹線金沢延伸開業の「ご縁を、開帳などの際に前立本尊と結ばれる「善の綱」と重ね合わせ、これを五色の串で表現しました」と記載がある。
そのほか、胡麻豆腐のそばの実あんかけ、こごみ胡麻和え、西山産はちく竹(木の芽味噌和え)、杏しそ風味が入っている。
下の段「二の段」は、酢飯、玉子焼き、信州サーモン燻製、山菜である。信州サーモンのチラシ寿司といった感じだろうか。信州サーモンは、長野県水産試験場が開発した、ニジマスとブラウントラウトを交配した養殖品種である。
信州の味覚が詰まった弁当である。レベルが相当に高いと思う。大変美味しくいただいた。
【長野駅の弁当】
長野:「信濃路幕の内弁当」:デリクックちくま:2021/8/25