2024年11月16日土曜日。八王子から西東京バス「高崎・伊香保・四万温泉号(八王子線)」に乗車して四万温泉に到着したのは13時10分であった。昼食を食べて店を出ると、雨がぱらついていた。日帰り入浴をした後に中之条駅へ出ることも考えたが、ちょうど13時45分に東京に直通する関越交通の高速バスがあるので、それに乗って帰ることにした。
関越交通は東武グループのバス会社で、群馬県渋川市に本社を有する。現在、東京と四万温泉を結ぶ高速バスを1日2便運行している。1便は今回乗車する「四万温泉号」で、東京の東雲車庫、東京駅と、群馬県の渋川駅、小野上温泉、沢渡温泉、四万温泉とを結ぶ。もう1便は「伊香保・四万温泉号 羽田線」で、羽田空港、東京駅、川越駅と渋川駅、伊香保温泉、四万温泉を結ぶ。
2024/11/16:関越交通:四万温泉号:四万温泉→東雲車庫
四万温泉の停留所に行くと、一方には13時47分発中之条駅行きの関越交通のバスが停車していた。
四万グランドホテル側に、13時45分発東京駅・東雲車庫行きの四万温泉号が停車していた。
四万温泉号は予約指定制で、発車オーライネットでも予約できるが、こちらは前日の16時で締め切られる。バスのドアの前で待機していた運転手に乗車できるか確認すると、空席があるとのことで、その場で現金3,500円を支払い、車内に入った。
座席は横4列である。コンセントやUSB充電の設備はない。
後部にトイレが設置されている。
定刻13時45分に四万温泉を出発した。車内は空席も多く、2席使うことができる。
四万温泉を出ると、月見橋、山口、温泉口の順に停車する。山口の停留所は四万やまぐち館という旅館の前にあり、ここで数名乗車した。
運転手が今後の行程と予定時刻を案内する。優しく味のある語り口調であった。
四万温泉のエリアを出ると、14時、沢渡温泉入口を通過する。乗車客はいない。
街に入り、中之条駅入口を14時10分に通過する。
中之条駅付近からは、しばらくの間、JR吾妻線と並走する。
市城駅付近を通過する。
14時22分に小野上温泉に停車する。乗車客はいない。
吾妻川を渡る。
14時50分に渋川駅に到着した。上越線と吾妻線の接続駅である。ここで数名乗車した。
渋川伊香保ICから関越自動車道に入る。
埼玉県に入り、15時45分に高坂SAに到着した。ここで20分休憩となる。
乗車したバス。日野・セレガ「群馬200か701」であった。
行先表示は「東京駅・東雲」となっている。
少し離れたところで、軽井沢から東京駅経由で成田空港へ向かう五稜バスが休憩をしていた。
高坂SAの売店で、高坂SA限定のダブルクリームパンを購入した。350円也。バスに戻って、美味しくいただいた。
16時05分に高坂SAを出発する。
16時34分に新座本線料金所を通過する。
大泉JCTで外環道に入る。
信号機があることで知られている美女木JCTで、首都高速5号池袋線に入る。都心のビルの合間を走るのは楽しい。竹橋JCTで都心環状線に入り、17時15分、宝町出入口で高速を降りた。
八重洲通りを東京駅方向へ向かい、東京駅に突き当たるところで右折して外堀通りに入り、東京駅日本橋口を目指す。
東京駅日本橋口には17時20分に到着した。JR系の高速バスの降車場である。ここでほとんどの客が降り、車内に残ったのは私のほかにもう1名のみであった。ちなみに、東京駅から四万温泉方面へ向かう場合のバス乗り場は、八重洲南口のJR高速バス乗り場とのことである。
東京駅日本橋口を出ると永代通りを走行し、茅場町駅の交差点で新大橋通りに右折する。新富町の交差点で左折して佃大橋を渡り、豊洲方面へ向かう。
終点の東雲車庫には17時45分に到着した。東雲車庫は、同じく東武グループの東北急行バス東京営業所で、先日近鉄バスのフライングライナーに乗車した時の停留所でもある。
東北急行バス東京営業所の最寄り駅は東京臨海高速鉄道の東雲駅で、徒歩5分弱である。また、都営バスの深川車庫前停留所はそれよりも近く、徒歩2,3分ほどのところにある。