博多駅からは、福岡市地下鉄七隈線に乗車する。七隈線は、博多と橋本の13.6kmを結ぶ福岡市の地下鉄で、鉄輪式リニアモーターを採用している。天神南~橋本間の12kmが開業したのは2005年のことであるが、今年2023年3月27日に博多~天神南間の1.6kmが延伸開業して、現在の形となった。工事中には道路陥没事故が発生し、それにより当初の2020年度開業の計画は変更されたが、無事博多まで延伸された。
私は、2008年に当時の七隈線に全線乗車しているが、延伸区間にはまだ乗車していない。今回、乗車することにした。
2023/7/14:福岡市地下鉄七隈線:普通:博多→薬院
七隈線の博多駅は、JR博多駅の博多口を出て、地下に降りたところにある。
地下4階まで降りると、自動券売機と改札口がある。福岡市地下鉄ではクレジットカードのタッチ決済を積極的に宣伝している。2023年7月7日には、1日のタッチ決済額の合計が640円を超えた場合には請求額を640円とするというサービスを開始した。
地下5階がホームである。七隈線のホームは1面2線、3・4番線となっている。
駅名標。福岡市地下鉄では各駅にシンボルマークが設定され、博多駅は博多献上模様とのことである。
16時24分発の橋本行きに乗車した。
ドア上の案内表示器(薬院到着時に撮影)。
博多ですべての座席が埋まり、立つ客もいる。博多を出ると、次は櫛田神社前に停車する。博多駅から僅か600mであるが、早速ここで降りていく客も散見される。
櫛田神社前の次は天神南である。博多から天神南までの1.6kmが新規開業区間である。
今回は、天神南からさらに2つ先の薬院まで乗車した。西鉄天神大牟田線との接続駅である。16時31分に到着した。博多から薬院までは210円也。
2023/7/14:西鉄天神大牟田線:急行:薬院→西鉄福岡(天神)
薬院駅では西鉄天神大牟田線と接続する。エスカレーターを上がって地上に出ると、西鉄薬院駅の入口がある。
薬院からは天神へ向かう。西鉄電車で1駅、わずか800mであるが、列車に乗る。
薬院駅駅名標。
薬院から16時38分発の西鉄福岡(天神)行きに乗車した。
西鉄福岡(天神)駅には16時41分に到着した。薬院から福岡まで170円也。
【2023/7九州】(目次)
4,西戸崎から香椎へ:JR香椎線:BEC819系:2023/7/14【2023/7九州】
5,福岡市地下鉄七隈線:2023/7/14【2023/7九州】【←本記事】
6,福岡から皿倉山へ:西日本鉄道「いとうづ号」:2023/7/14【2023/7九州】
【2008年の地下鉄七隈線乗車記録】
11,福岡市地下鉄七隈線:2008/7/9【2008/7九州】