飛行機 韓国の航空会社 記録 2012/3中国・ロシア

5,ソウル(仁川)からハルビンへ:アシアナ航空339便:2012/3/29【2012/3中国・ロシア】

投稿日:2019年7月26日

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羽田発のアシアナ航空177便は、1時30分に仁川国際空港に到着した。今回は韓国に入国しない。5時まで待てばアシアナラウンジが開くから、それまで空港内のベンチで待っていようと思う。

手荷物検査を経て出発階へ上がる。手荷物検査場ではモンゴルのパスポートを持った一団が前にいて、少し待つことになる。羽田便からの乗り継ぎは、私の他には日本人が1人いただけであった。日本のパスポートを見せると職員が驚き、「どこから来たのですか」と日本語で聞いてきた。「東京からです」と答える。177便はここ最近毎日運航しているようだが、この便から別の便へ乗り継ぐ客はあまりいないのかも知れない。

出発階に上がると、日本人がちらほら見られる。3時半の羽田行きの客であろう。

しばし右往左往してから、"Rest&Relax"の表示を見つけて行ってみる。仮眠用のソファーが何脚かあったが、全て埋まっていた。東南アジア系の顔つきの人が多い。子ども連れもいる。

長いすには空きがあり、そこで寝転がっている人もいたので、私もそれをまねすることにした。荷物だが、特に対策はしなかった。制限エリア内であるし、それに売店のスタッフの目の届く位置だった。

断続的にではあるが2時間半ほど寝る。起きると、子ども達が元気に鬼ごっこをしている声が響いている。

 

2012/3/29:仁川空港:アシアナビジネスラウンジ

5時になるとアシアナラウンジが開く。

 

開くとほぼ同時に入り、シャワールームを借りて一浴びする。アメニティも、歯ブラシやひげ剃りなど、必要な物は揃っている。

 

シャワーの後、ラウンジ内に移動する。早くも、5つある仮眠スペースは既に全て埋まっていた。普通のソファーに座る。こちらも快適である。

とりあえずカップ麺などを食べ、記録をつけたり仮眠をとったりしながら過ごす。

このラウンジ、朝食時はホットミールのサービスもあるが、羽田やシンガポールに比べるとたいしたことはない。常に補充されるわけではなく、なくなると終了のようである。

ただ、食べ物自体は常にあるので、困ることはないだろう。時々サンドイッチなどをつまみながら、時間を潰す。

結局、7時間近く滞在した。

 

2012/3/29:アシアナ航空339便(OZ339):ソウル(仁川)→ハルビン:A321-200(HL7763)

12時20分発のアシアナ航空339便ハルビン行きは、中国南方航空との共同運航便である。アシアナ航空がスターアライアンスであるのに対し中国南方航空はスカイチーム所属、かつ韓国では大韓航空がスカイチーム所属であるから、若干違和感がある共同運行である。中国国際航空との共同運行が筋なような気がするが、何らかの事情があるのだろう。

航空券によると搭乗開始時刻は11時55分である。11時50分頃にラウンジを出て、42番搭乗口に向かう。ラウンジからは近い。

機材はA321-200型であった。初めて乗る機種である。

搭乗口では、既に搭乗が始まっていた。長い列ができていたが、誰もいない優先レーンに進む。すぐに係員が出てきて、搭乗券のバーコードを機械にかざしてくれる。本来であれば緑色のランプが点くところ、赤色が点滅し、「すみません、座席が変わりました」と言われ新しい航空券を手渡される。座席が16Aから2Aに変わっていた。

元の搭乗券。

もしやと思い乗ってみると、ビジネスクラスの座席であった。もっとも、ビジネスクラスの座席と言っても、シートピッチは狭く、シートテレビもない。アシアナ航空のA321は4時間程度の中距離フライトもあるので、ビジネスクラスのお金を払っていれば損を感じてしまうかもしれない座席である。さらに言えば、クッションが柔らかすぎて、お尻がつかれる。もっとも、無料航空券でビジネスの座席に座っているのだから、文句を言ったら罰が当たる。エコノミーの座席より快適であることは間違いない。

本日は全席エコノミークラスとしての運行であった。それだから、ビジネスクラスの座席に座らせてもらえたのだろう。通常のエコノミーの区画は、中国人の団体で埋まっていた。一方、12席あるビジネスの区画は2組の夫婦と私だけで、私の隣は空席であった。

12時15分にドアが閉まる。

頭上からテレビが出てきて、機内安全ビデオが放映される。A320のものである。A320とA321では非常口の数、位置が異なるのだが、大きな問題ではないのだろう。

12時20分にプッシュバックを開始する。12時半過ぎに離陸した。

離陸後10分程度でシートベルトサインが消灯する。

すぐに機内食のサービスが始まる。機内食は選択なしの一種類のみであった。メインは鶏肉であり、ピリ辛でそこそこ美味しい。サイドは日本蕎麦とケーキであった。中国路線なのに、まるで日本路線のような機内食である。

めんつゆには「こころ」と書かれていた。

ドリンクはスプライトを頼んだが、缶ごとくれた。

食べ終わってからお盆が片付けられるまでにかなりの時間がかかる。コーヒーや紅茶のサービスを何度もしていたからであろう。

飛行コースだが、ソウル~ハルビン線の場合、北朝鮮を突っ切っていくのが一番早い。さすがにそれはしないだろうと思っていたが、やはりその通りで、北朝鮮を迂回するような形で飛行し、中国の煙台付近を経てハルビンに向かった。高度は32000フィートであった。

機内食の片付けが始まると、シートベルトサインが点いているにも関わらず、すぐにトイレが混雑する。中国人が前の方に続々と押し寄せて、集団で騒ぎあいながらトイレ待ちをしている。中国のおばちゃん達は元気がよい。

日本・韓国と中国は1時間の時差がある。時計の針を1時間戻す。

中国時間の13時頃に降下を開始。地上の景色が見える。川が凍っている。

中国人の集団の最後の客がトイレから出てきてすぐに、最終着陸態勢に入った旨の放送がある

13時20分頃にハルビン・太平国際空港に着陸した。

空いている空港である。駐機している航空機も少ない。"Follow me"との看板を掲げた車の後を飛行機が走り、スポットに向かう。

定刻13時半に16番搭乗口に到着した。

最初の方に飛行機を降りる。検疫をすませ、入国審査場に向かう。中国人の団体客は審査場の前で一旦集合のようで、私が一番で入国審査を受けることになった。そのまま税関を越えて、13時45分には到着ロビーに出た。

ハルビン太平国際空港の到着ロビーには銀行がない。ブースはあったのだが、営業していないのである。空港の係員に聞くと、出発ロビーにあるというので、そちらに行って両替をする。空港での両替は手数料を取られるが、それくらいは我慢する。10,000円を両替すると733元であった。

市内へ向かうバスに乗るべく、再び到着ロビーに戻る。

 

【2012/3中国・ロシア】(目次

4,羽田からソウル(仁川)へ:アシアナ航空177便:2012/3/28【2012/3中国・ロシア】

5,ソウル(仁川)からハルビンへ:アシアナ航空339便:2012/3/29【2012/3中国・ロシア】【←本記事】

6,ハルビン空港からハルビン駅へ:2012/3/29【2012/3中国・ロシア】

 

【アシアナ航空のビジネスクラス(座席のみ)の搭乗記録】

5,羽田からソウル(仁川)へ:アシアナ航空177便:2012/3/28【2012/3中国・ロシア】

41,ソウル(仁川)から成田へ:アシアナ航空102便:2011/8/21【2011/8アメリカ合衆国】

 

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