さて、今回の旅では、既に普快車、区間車、莒光号、自強号に乗車してきた。ただ、まだ復興号には乗車していない。復興号は、値段的に見れば区間車と同じで、区間車の長距離バージョンという見方が適切かと思われるが、台湾では近年その本数を減らしている。車両自体はリクライニングシートの車両で、先日高雄から枋寮まで乗った区間車と同じであるので、車両目当てであれば敢えて乗る必要はない。ただ、「復興号」に乗ったという証拠がほしいので、乗りに行くことにする。
2010/3/10:屏東線:復興179次:高雄→鳳山
高雄駅に行き、窓口で17時10分発の復興179次枋寮行きの乗車券を鳳山まで購入する。鳳山は、高雄の次の駅であり、高雄から約7分のところにある。窓口で買ったため、座席指定もしてもらえた。
電光表示器。
ホームへ向かい、復興179次枋寮行きに乗車する。先日の区間車と同じ車両であるが、列車表示は「復興號」となっている。
車内に入ると、電気がついている。先日は昼間だったからか電気はついておらず、少し陰気な雰囲気にも思えたが、電気がつくと印象が変わる。
列車は17時10分に高雄を出て、17分に鳳山に到着した。ここで降りる。入れ替わりに、鳳山國中と書かれたジャージを着た中学生が大量に乗り込んだ。
鳳山駅も、なかなか立派な駅である。台湾の他の駅と同じく、天井が高い。
切符売り場。
セブンイレブンがある。
改札口。
2010/3/10:屏東線:區間2650次:鳳山→高雄
特に鳳山に用事があってきたわけではないので、次の列車で高雄に戻る。
ホームで列車を待つ。
ホームにはネコがいた。
事業用車両だろう。
旧型客車。
17時35分発の区間2650次田中行きで高雄へ戻る。高雄には17時44分に到着した。
隣のホームには、「スネ夫」ことクチバシが特徴のEMU700型が停車していた。日本製ということもあるのかもしれないが、台湾で走っている車両に日本のアニメの愛称が付けられるのは、日本人として嬉しい気持ちになる。
【2010/3台湾】(目次)
29,高雄:舜鈺商務旅館:2010/3/10【2010/3台湾】
30,高雄から鳳山へ:屏東線:復興179次:2010/3/10【2010/3台湾】【←本記事】
【復興号の車両で運行する区間車の乗車記録】
19,高雄から枋寮へ:屏東線:区間141次:2010/3/8【2010/3台湾】