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20,アデレードからメルボルンへ:ジ・オーバーランド(The Overland)(2) :2013/2/22【2013/2オーストラリア】

投稿日:2019年8月10日

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前から続く

定刻7時40分、メルボルン行きのジ・オーバーランド(The Overland)はアデレード・パークランズターミナルを出発した。

発車してほんの数分で山の中に入る。複線で、列車は進行方向右側の線路を走る。左側は近郊列車の線路である。右側の方が車窓が開けている。海まで見渡すことのできる区間もある。もっとも、まもなく、海も見えなくなる。カーブが多く、最高速度が35kmの区間もある。

ベルエア(Belair)までは近郊列車と線路を共用する。時折、駅もある。ただ、どういうわけか、この日はいっさい近郊列車とはすれ違わなかった。

最初の停車駅であるマウントロフティ(Mount Lofty)に8時29分に到着した。定刻4分遅れである。駅には人が見あたらない。駅周辺には民家が数軒、あとテニスコートが見える。ここで貨物列車と交換する。貨物列車はなかなか長く、最後尾を見送るまでに5分程度かかった。

マウントロフティを8時42分に出発する。しばらくすると、カーブが少なくなり、視界が開ける。

マレーブリッジ(Murray Bridge)には9時49分に停車する。小さな街の小さな駅といった感じである。ここでこの車両に6人乗車する。

今度はひたすら平地を走る。両側の車窓が開けている。直線区間が続いているようで、出発時とは打って変わって元気に走る。

民家はあまりないが、それでも時折集落のようなものが見える。屋根にソーラーパネルが取り付けられた家も多い。

10時頃、ワゴンでのサービスがある。ワゴンを押しているのは2名の車掌である。サンドイッチやクッキー、飲み物が積まれている。

隣の車両がカフェテリアなので行ってみる。"Cafe 828"と名付けられている。"828"は、メルボルンとアデレードの間の距離であろう。

食事スペースも用意されている。

カウンターに、"Scones jam & Cream $4.00"と書かれた紙が貼られていた。これと、ヨーグルトを注文した。スコーンは温められ、クリームチーズがどっさりと付いている。ふかふかで美味しかった。

なお、このカフェテリアでもワゴンでも、グッズは売られていなかった。"The Overland"の名が書かれていたのは、サンドイッチくらいであった。

 

【2013/2オーストラリア】(目次

19,アデレードからメルボルンへ:ジ・オーバーランド(The Overland)(1):2013/2/22【2013/2オーストラリア】

20,アデレードからメルボルンへ:ジ・オーバーランド(The Overland)(2) :2013/2/22【2013/2オーストラリア】【←本記事】

21,アデレードからメルボルンへ:ジ・オーバーランド(The Overland)(3):2013/2/22【2013/2オーストラリア】

22,アデレードからメルボルンへ:ジ・オーバーランド(The Overland)(4):2013/2/22【2013/2オーストラリア】

 

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