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2,東京から徳島・阿南へ:海部観光「マイ・フローラ」:2023/10/19【2023/10四国】

投稿日:2023年11月14日

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2023年10月19日木曜日。東京から徳島までは海部観光の夜行バス「マイ・フローラ号」で向かう。

海部観光は徳島県海部郡に本社を置くバス会社で、徳島から関西、関東への高速バスを運行している。今回乗車する「マイ・フローラ号」は、東京と徳島を結ぶ夜行高速バスであり、車両は一般的な大型の観光バスタイプの車両であるものの、車内の座席数はわずか12席のみで、各座席は個室状となっている。

東京発のマイ・フローラ号は、始発がバスターミナル東京八重洲で、21時30分に出発する。その後、バスタ新宿で乗車扱いを行い、高速に入る。翌朝の徳島側では停留場が多く、高速鳴門、バスポート松茂、松茂物産館前、徳島駅前営業所、大野、小松島、あいさい広場、阿南那賀川、ホテルサンオーシャン、阿南津乃峰の順に停車する。徳島駅着は6時25分、終点の阿南津乃峰には7時30分に到着する。

今回は、始発のバスターミナル東京八重洲から終点の阿南津乃峰まで乗車する。予約は海部観光のウェブサイトから乗車1ヶ月前に行った。この日の運賃は15,200円であった。予約時に座席指定も可能である。

 

2023/10/19:海部観光:マイ・フローラ:バスターミナル東京八重洲→阿南津乃峰

バスターミナル東京八重洲は、東京駅八重洲口から外堀通りを挟んで向かい側にあるミッドタウン東京八重洲の地下2階にあり、東京駅とは地下で繋がっている。

今回は東京駅八重洲南口から出て、JR高速バス乗り場の階段を降りて、地下を通ってバスターミナル東京八重洲へ向かった。

 

徳島行きの「マイ・フローラ号」は21時30分に13番乗り場から出発する。出発までまだ10分以上あるが、既に「改札中」の表示が出されていた。

 

エスカレーターでさらにもう1フロア下がると、バス乗り場がある。乗り場には小さいもののファミリーマートがあり、飲み物や軽食の購入は可能である。

 

既に改札中だったので、バスに乗車する。本日の車両は、三菱ふそう・エアロクイーン「徳島230あ8739」であった。

 

海部観光の公式サイトにログインをして、乗車券を表示する。

 

運転手は2名で、1人が乗車券の確認と車内への誘導、もう1人がトランクを担当されている。スマホで乗車券を提示し、乗車する。入口の階段を上がったところで、靴を脱ぐ。車内は土足厳禁となっている。脱いだ靴は運転手がしまってくれる。

 

バスの車内には見えないが、バスの車内である。床にはカーペットが敷かれており、スリッパなどを履かなくても何も違和感はない。

 

この日、私は09の座席を予約していた。進行方向左側、前から5番目の席である。

 

座席は一見して大型である。

 

ぱっと見るとシートピッチが狭いように見える。

ただ、前の座席の下の部分に足を伸ばすことができる構造となっており、足を置くことができる広い台がある。私は身長165cmであるが、足を伸ばしても足下にはまだ余裕がある。

 

バスターミナル東京八重洲の時点では隣の座席が空いていたので、自席から隣を撮影した。座席はシェル型の形状となっているため、リクライニングによって後ろの客の空間が狭くなることはない。

 

座ると、目の前にはテレビがある。ただ、この日は故障中で使用不可とのことであった。

テレビの下には小物入れがある。眼鏡などを入れるにはちょうど良いサイズである。

 

座席の上には荷物入れがある。この辺りは一般的なバスと同じである。

この荷物置きに毛布が置かれていた。

 

壁には網ポケットとコンセントがある。

 

網ポケットには、ラミネート加工された案内が2つ入っていた。

1つは、フラワーイルミネーションの案内であった。マイフローラ車内での限定販売というものである。

もう1つは車内の案内であった。車内環境、特に音には相当に気を遣っているようで、トイレの戸の開け閉め、荷物棚への荷物の置き方、ドリンクホルダーの使い方など、細かに記載がある。

 

使い捨てのスリッパとウェットティッシュが各座席に置かれていた。

 

カーテンを閉めると、通路や隣の座席は全く気にならない。

前の座席との間は完全に仕切られているわけではないが、座席が大きく、リクライニングが倒れてくることもないので、感覚的にはほぼほぼ個室である。

 

トイレは車内最後部にある。便蓋にはモコモコのカバーが掛けられており、高級感を出している。

トイレットペーパーは、花の柄が入ったものである。

シンクは大きく、使いやすい。その横には花の飾りがある。また、座席にも置かれていたウェットティッシュがこちらにもあった。

便器と反対側は、着替えをすることができるスペースとなっている。

 

バスは、定刻21時30分にバスターミナル東京八重洲を出発した。

鍛冶橋駐車場の脇を通り、東海道新幹線、東海道本線のガードをくぐり、馬場先門で左折して日比谷通りに入る。日比谷で右折、内堀通りを進む。半蔵門で左折して新宿通りに入り、四ツ谷駅、新宿御苑トンネルを通り、バスタ新宿に到着する。

バスタ新宿で残りの客を乗せ、22時15分にバスタ新宿を出発した。本日は満席のようであった。

新宿を出発すると、運行経路、休憩箇所、翌朝の停車停留所に関する詳細な案内があった。客が降りることのできる休憩は2回で、1回目は1時頃に新東名高速道路の浜松サービスエリア、2回目は4時半頃に阪神高速7号線の白川パーキングエリアとのことであった。案内の後、初台南インターから首都高速中央環状線に入ると消灯となった。

 

リクライニングを最大まで倒す。155度とのことである。レッグレストを展開すると、座席から足置き台まで一直線に繋がる感覚となる。圧迫感もない。バスの中とは思えない快適さである。

 

2023年10月20日金曜日。

目を覚ますと、どこかに停車していた。時間は1時である。場所を確認すると静岡県の浜松サービスエリアであった。浜松であれば降りることもできるが、あまりにも座席が快適なので、そのまま寝ることにした。バスは1時08分に浜松サービスエリアを出発した。

 

次に起きると、4時半頃であった。バスは、兵庫県にある阪神高速7号北神戸線の白川パーキングに停車していた。

 

さらに一眠りしているあいだに、バスは明石海峡大橋を渡り、淡路島を縦断し、大鳴門橋を渡って四国に入った。5時35分に車内の照明が点灯し、運転手から朝の挨拶があり、続けて、あと10分ほどで松茂に到着する旨の案内が入った。よく眠った。

5時41分に鳴門インターで高速を降りる。ここからは終点の阿南津乃峰まで下道を走行する。

本日最初の降車停留所である松茂とくとくターミナル物産館前に5時46分に到着した。

 

吉野川を渡ると、まもなく徳島駅に到着する。

 

徳島駅前営業所には6時06分に到着した。定刻が6時25分であるから、約20分の早着である。ここで大半が降りていった。

 

徳島駅を出ると、国道55号に沿って終点の阿南津乃峰を目指す。

小松島には6時25分に到着した。

 

立江川。

 

国道から少し離れて、あいさい広場には6時36分に到着した。JA東とくしまの産直市「みはらしの丘 あいさい広場」の構内に停留所がある。

 

車窓から。

 

阿南ホテルサンオーシャンには6時59分に到着した。最寄り駅であるJR牟岐線の阿南駅までは600mほどである。

 

終点の阿南津乃峰には7時15分に到着した。定刻より15分早着である。この日、終点まで乗り通したのは私のほかにもう1名であった。

阿南津乃峰の停留所は、海部観光阿南営業所の中にある。

 

さて、ここからどうするかであるが、阿南津乃峰の停留所は、JR牟岐線阿波橘駅から350m、徒歩5分のところにあるので、阿波橘駅へ向かう。

バスを降りて、目の前の国道55号を右方向へ、次の信号まで進む。

最初の信号で左折し、細い道を少し進む。

次の信号を左折する。

次の路地を右折すると、阿波橘駅である。

阿波橘駅は、徳島から牟岐線で阿波海南方向へ28.6kmのところに位置し、特急も停車する駅である。

 

【2023/10四国】(目次

1,序【2023/10四国】

2,東京から徳島・阿南へ:海部観光「マイ・フローラ」:2023/10/19【2023/10四国】【←本記事】

3,阿波橘から徳島へ:JR牟岐線:特急むろと2号:キハ185系:2023/10/20【2023/10四国】

 

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