2019年9月7日土曜日。12時、仙台駅前の金券ショップで青春18きっぷを購入する。
2019/9/7:JR東北本線・仙石線(仙石東北ライン):快速:仙台→石巻
まずは気仙沼線のBRTに乗るべく、石巻線の前谷地に向かう。前谷地まで行くには東北本線で小牛田まで行き、そこで石巻線に乗り換えるのが一番早いが、時間もあるので、12時18分発の仙石東北ライン快速石巻行きに乗車した。仙台を出ると東北本線を松島の手前まで走り、そこから連絡線を経て仙石線に入り、石巻まで行く快速列車である。
車両はHB-E210系ハイブリッド気動車4両編成である。この車両は、仙石東北ラインの開業にあわせて登場した。東北本線も仙石線も電化されているが、東北本線は交流電化、仙石線は直流電化であるという事情から、仙石東北ラインには気動車が採用されている。
この車両、顔つきはE721系と類似しており、あまり気動車という雰囲気はない。
車内はほとんどの座席が埋まっており、しばらくは一番前で立っていくことにした。
種別は快速であるが、塩釜までは東北本線内各駅に停車する。塩釜までの各駅で降りる客も少なくない。
塩釜を出ると、トンネルをいくつか抜ける。この日は工事があったのか、作業員を見かけることはなかったがトンネルを徐行した。松島駅が近くなると、隣に仙石線が現れる。列車は、まず東北本線の上り線に転線する。
ついで東北本線と仙石線の連絡線へと移る。
仙石線に入る。
この接続線が、仙石東北ラインのハイライトであろう。それまでは座席に座っていた客も、数名が前に来た。
仙石線に入ると、まもなく高城町に到着する。高城町から先は快速運転となる。仙石線内、野蒜、陸前小野、矢本、陸前赤井、蛇田、陸前山下に停車する。
途中の矢本で前のボックスが空いたので、そこに座る。
石巻には13時15分に到着した。仙台から57分であった。
車内には、ハイブリッドシステムの大きな機器室がある。
ハイブリッドシステムのモニター。
石巻にて。
【→仙石東北ラインの過去の乗車記録はこちら】
石巻駅の構内には喫茶店があった。次の列車まで20分程度時間がある。やや微妙な時間ではあるが、ここで昼飯とする。
そこそこ混んでいたので、念のため早くできるものを聞くと、トーストセットと言われる。それを注文する。トーストとサラダと飲み物のセットで、飲み物はアイスティを注文した。朝食のようなメニューであるが、この日はまだ朝飯もきちんと食べていなかったので良いだろう。
石巻には漫画家石ノ森章太郎氏の記念館である石ノ森萬画館がある。
2019/9/7:JR石巻線:普通:石巻→前谷地
13時49分発の小牛田行きで前谷地へ向かう。列車は女川始発で、客もある程度乗車していた。
前谷地には14時12分に到着した。
前谷地駅。
前谷地駅前。
【2019/9東北】(目次)
2,仙台から前谷地へ:仙石東北ライン・石巻線:2019/9/7【2019/9東北】【←本記事】
3,前谷地から気仙沼へ:JR気仙沼線BRT:2019/9/7【2019/9東北】