さて、ウォーターフロントまで来たからには、ノースバンクーバー（North Vancouver）へ行く水上バス「シーバス」（Sea Bus）に乗ってみることにした。長い通路を歩き、シーバスの乗り場へ行く。
2011/8/14：TransLink：Sea Bus：Waterfront→North Vancouver/Lonsdale Quay
シーバスは旅客専用フェリーであるが、自転車を持って乗ることはできるらしい。自転車ユーザーも多い。
シーバス乗り場。
シーバスの外観（後ほど、ロンズデール・キーで撮影）。
船内は横幅が広く、定員も相当多そうである。船内は、船というよりも、待合室といった感がある。
シーバスからの風景。
ウォーターフロントを出て約10分程度で、対岸ノースバンクーバーのロンズデール・キー（Lonsdale Quay）に到着した。
船は左右両側にドアがあり、一方が降車用、もう一方が乗車用に分けられている。到着すると、渡り板が下ろされ、船とホームが繋がる。
ロンズデール・キーにはバスターミナルが併設されており、ノースバンクーバー地区の交通の要所となっているようである。
ロンズデール・キーは、市場を中心に一つの観光地が形成されており、観光客でにぎわっている。ここで昼食にしてもよかったのだが、腹の調子があまり良くないので、見るだけにとどめておく。
2011/8/14：TransLink：Seabus：North Vancouver/Lonsdale Quay→Waterfront
シーバスでウォーターフロントに戻る。帰りの便は、行きの便よりも内装が古く感じられた。
ウォーターフロント駅の外に出る。なかなか立派な建物である。
ウォーターフロント駅付近。
昼食代わりに購入したクッキー。
この後はスカイトレインに乗ることにする。実は、バンクーバーについては下調べはほとんどしていなかった。遠くに行きすぎて帰りのバスに乗り遅れると非常に面倒なことになるので、近場を出歩くにとどめておこうと思う。
2011/8/14：TransLink：SkyTrain：Waterfront→Columbia
ウォーターフロントからは、エキスポライン（Expo Line）、ミレニアムライン（Millennium Line）、カナダライン（Canada Line）の3つの路線が出ている。エキスポラインはサレー（Surrey）方面へ向かう路線である。ミレニアムラインは途中のコロンビア（Colombia）まではエキスポラインと共通だが、そこから大回りでダウンタウンへと戻る。やや変則的な6の字運転をする路線であり、ダウンタウンにほど近いコマーシャル・ブロードウェイ（Commercial Broadway）駅には2回停車することになる。カナダラインはリッチモンド（Richmond）や空港へ向かう路線である。
エクスポラインおよびミレニアムラインのホームへ行き、停車中の列車に乗車する。VCC-クラーク（VCC-Clark）行きなので、ミレニアムラインである。
列車は、グランビル（Granville）を出てからは高架線を走る。客は多く、座席はほとんど埋まっている。車内放送では、次駅案内はもとより、エキスポラインとの乗り間違えに注意といったものもしっかりとなされている。
コロンビアまで乗車して、ここで一旦降りる。駅は無人駅で、無賃乗車をしようと思えば可能であるところは、アメリカと共通している。ただ、無賃乗車には相当高額の罰金が設定されているらしい。
2011/8/14：TransLink：SkyTrain：Columbia→Main Street-Science World
コロンビアからは、VCC-クラーク行きに乗り続けても、途中で乗り換えればパシフィックセントラル駅の最寄りであるメインストリート・サイエンスワールドまで行くことができる。ただ、所要時間が分からないし、体調もあまりよくないので、そのまま折り返しのウォーターフロント行きに乗車し、メインストリート・サイエンスワールドまで戻る。
スクールバスはアメリカと同じであった。
【2011/8アメリカ合衆国】（目次）
12,バンクーバー：スカイトレイン：2011/8/14【2011/8アメリカ合衆国】
13,ノースバンクーバー：2011/8/14【2011/8アメリカ合衆国】【←本記事】
14,バンクーバー：パシフィックセントラル駅：2011/8/14【2011/8アメリカ合衆国】