桑名からは、三岐鉄道北勢線に乗車する。北勢線は西桑名と阿下喜の20.4kmを結ぶ路線であり、日本では数少ないナローゲージの路線である。こちらも養老鉄道と同じく、かつては近畿日本鉄道の路線であったが、2003年に三岐鉄道が運営を継承して現在に至る。
三岐鉄道北勢線の西桑名駅は桑名駅に隣接しており、バスターミナルに面しているところにあった。
2019/10/27:三岐鉄道北勢線:普通:西桑名→阿下喜
14時35分発の阿下喜行き列車は4両編成であった。
先頭車両のみが電動車であった。この先頭車は270系というらしい。この車両の座席は路線バスのシートに似ており、また、座席がすべて前を向いていた。行きは、この車両に乗車した。
後ろ3両は付随車であり、こちらはロングシートであった。
定刻14時35分に出発する。走行音はなかなかうるさく、モーターの振動も大きい。独特のモーター音から、吊りかけ駆動式であることが分かる。古い車両なのだろうと思う。後で調べると、1977年に導入された車両であった。
途中の東員までは、2分から3分の間隔で駅に停車する。
東員で6分停車して、西桑名行きと交換する。運転士もここで交代する。
先頭車のみが電動車である。行きはこの車両に乗車した。
東員にて
ここで交換した西桑名行き。カラーリングが異なる。
東員駅を出ると、車両基地が見える。
東員から先は駅間の距離が長くなる。車窓風景も、自然豊かな感じとなる。
阿下喜には15時28分に到着した。
阿下喜駅駅名標。
阿下喜駅。
阿下喜駅の横にはモニ226型が保存されている。昭和6年製とのことである。
年金相談列車のポスター。
2019/10/27:三岐鉄道北勢線:普通:阿下喜→西桑名
折り返し15時34分発の西桑名行きに乗車した。帰りは、先頭の付随車に乗車した。電動車ではないからか、モーターの振動もなく、静かであった。
これは2両目の車内だったか。こちらも付随車である。
路線図。
15時34分に阿下喜を出発する。客は少ない。
車窓から。
楚原で10人ほどのまとまった乗車がある。
東員で5分停車して、対向列車と交換する。
在良駅だったか。ここでも対向列車と交換した。
西桑名には16時27分に到着した。
西桑名駅駅名標。
西桑名駅駅舎内。
【2019/10東海】(目次)
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13.桑名から名古屋へ:JR関西本線:快速みえ18号:2019/10/27【2019/10東海】