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12,近鉄吉野線・南大阪線:観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」:2024/7/13【2024/7近畿】

投稿日:2024年8月21日

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近鉄南大阪線・吉野線では、「青の交響曲(シンフォニー)」という観光特急が2016年に運行を開始した。2024年現在、大阪阿部野橋と吉野の間で、水曜日を除く週6日、1日2往復の便が設定されている。

「青の交響曲(シンフォニー)」には、通勤電車用の6200系を改造した16200系3両編成が充当されている。1号車と3号車が座席車で、他の一般特急よりもゆったりした横3列の配置で座席が並んでいる。2号車はラウンジカーとなっており、食事やスイーツを楽しむことができる。このような豪華な編成であるにもかかわらず、乗車券に加えて、特急料金520円と特別車両料金210円、計730円を支払えば乗車可能である。指定券は近鉄の特急券予約サイトから購入でき、チケットレスで乗車可能である。

 

2024/7/13:近鉄吉野線・南大阪線:特急青の交響曲(シンフォニー):吉野→尺土

今回は、吉野を12時35分に出発する大阪阿部野橋行きに乗車することにして、12時前に吉野駅に到着した。

吉野駅は無人駅であった。

吉野駅は4番線まである。

 

次の「特急青の交響曲(シンフォニー)」は2番線からの出発である。

 

「青の交響曲(シンフォニー)」の専用車である16200系は、元は1978年に製造された通勤用車両の6200系である。正面から見るとなるほどと思うが、側面から見ると素人目では完全な新車である。

3両編成のうち、両端の先頭車である1号車と3号車は座席車である。

中間の2号車はラウンジカーである。

 

ドアは両開きである。

出発10分ほど前にドアが開く。

車内から見ると、列車のドアという感じではない。

 

客室へ向かう。

 

客室は重厚感のある内装である。座席は横2+1の3列配置である。

 

一部は座席が向かい合わせで固定されており、2人掛け、4人掛けのボックスとなっている。この区画は、真ん中に大型のテーブルがあり、テーブルの上にはライトがある。

 

今回は1人掛け座席を予約していた。1人客にとってはありがたい。

 

背面テーブルには、列車のロゴが入れられている。

テーブルは、背面テーブルとインアームテーブルがある。

 

荷物棚と照明。

 

コンセントが壁に設置されていた。

 

車いす対応の区画もある。

 

客室とデッキの仕切りドア。

 

3号車のデッキには、車いす対応のトイレ、男性用トイレ、洗面台がある。

車いす対応の大型トイレ。

男性用トイレ。

洗面台。

ほかの近鉄特急と同様、おしぼりも用意されている。

 

2号車のラウンジカーは、列車内とは思えぬ空間である。

上の写真の反対側にカウンターがあり、ここには軽食やスイーツ、お土産品が用意されている。人気なのがメニューの一番上にある「大阪マリオット都ホテル ペストリーシェフ 近藤大介氏考案 季節のオリジナルケーキセット」のようで、こちらを購入している人が多い。購入したものは座席に持っていってもラウンジで食べても良いとのことである。

 

昼食に、「奈良大和肉鶏カレー」と「柿の専門いしい 西吉野の柿スイーツセット」を購入した。前者が1,400円、後者が900円、計2,300円也。ラウンジでいただく。

カレーは温めて提供してくれる。奈良県の地鶏「大和肉鶏」が入っているカレーで、美味しくいただいた。カレーには、オリジナルラベルのミネラルウォーターがついてくる。

ミネラルウォーターも奈良県の「ごろごろ水」であった。

 

西吉野の柿スイーツセットは、柿のお菓子とドリンクのセットである。

柿スイーツは「郷愁の柿」という商品で、干し柿に栗の餡が入ったものであった。こちらも美味しくいただいた。

 

レシートにも「青の交響曲」の文字があった。支払いは交通系ICカードに対応している。

乗車記念証もいただいた。

 

食後、2号車のデッキも見てみると、こちらには本棚があり、その向かい側にはベンチがある。

 

列車は、吉野を12時35分に出発する。席はある程度埋まっていたが、満席ではない。

この列車は特急であるが、吉野線内は停車駅は多く、橿原神宮前までは吉野神宮、大和上市、六田、下市口、福神、吉野口、壺阪山、飛鳥と、数分間隔で停車する。途中駅からの乗客もいる。730円の追加料金で乗車できるということもあってか、車内には、観光客風の人だけではなく、地元客と思しき客も散見された。

【→吉野線についてはこちらも参照

 

橿原線との接続駅である橿原新宮前には13時13分に到着した。

 

車窓から。

 

御所線との接続駅である尺土には13時22分に到着した。この列車は、尺土からようやく特急らしい走りとなり、30分ほど無停車で大阪阿部野橋まで行くのであるが、今回は尺土で降りた。

 

【2024/7近畿】(目次

11,近鉄吉野線:2024/7/13【2024/7近畿】

12,近鉄吉野線・南大阪線:観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」:2024/7/13【2024/7近畿】【←本記事】

13,近鉄南大阪線・長野線・道明寺線:2024/7/13【2024/7近畿】

 

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【近鉄線の乗車記録】

19,伊賀神戸から近鉄四日市へ:近鉄大阪線・名古屋線:23000系「伊勢志摩ライナー」:2024/7/14【2024/7近畿】

17,大阪から伊賀神戸へ:近鉄大阪線:23000系「伊勢志摩ライナー」:デラックスシート:2024/7/14【2024/7近畿】

15,Osaka Metro中央線・近鉄けいはんな線:Osaka Metro400系:2024/7/13【2024/7近畿】

10,近鉄御所線:2024/7/13【2024/7近畿】

9,近鉄生駒線・田原本線:2024/7/13【2024/7近畿】

7,近鉄天理線:2024/7/12【2024/7近畿】

6,近鉄橿原線(新ノ口連絡線)・京都線:30000系「ビスタEX」:2024/7/12【2024/7近畿】

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4,近鉄信貴線・西信貴鋼索線(西信貴ケーブル):2024/7/12【2024/7近畿】

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