福井県内には定期旅客便が発着する空港はない。空港は坂井市にあるのだが、こちらは滑走路が1200mで、小型機や県警ヘリ、防災ヘリ、ドクターヘリの基地となっているという。ただ、隣県・石川県の小松空港までは福井駅からわずか50km、バスで1時間と比較的近い。小松空港は2700mの滑走路を有し、ジャンボジェット機の離発着も可能な空港で、東京、札幌、福岡、那覇、ソウル、台北、上海へ定期便が就航している。
福井市内から小松空港へは、現在、京福バスが1日4本、東京・羽田便の一部に接続する形で空港連絡バスを運行している。
2024/10/26:京福バス:小松空港線:福井駅東口→小松空港
今回は、14時50分に小松空港を出る日本航空188便羽田行きに乗るべく、福井駅を13時に出発する連絡バスに乗車することにした。
京福バスの小松空港行きは、福井駅では東口の2番乗り場から出発する。
このとき、ちょうど後ろには「新感覚XRバス WOW RIDE いこっさ!福井号」が停車していた。恐竜博物館へ向かうバスで、福井の魅力を拡張現実(AR)・仮想現実(VR)映像で車窓に映し出すということをするらしい。
12時55分頃に小松空港行きのバスが到着した。本日の車両は、京福バスの三菱ふそう・エアロエース「福井200か1211」であった。
小松空港までの運賃は1,400円で、クレジットカードのタッチ決済、交通系ICカードでの支払いも可能である。
車内は横4列の一般的な内装である。
座席。
テーブルが設置されている。
定刻13時00分に福井駅を出発した。客は10名程度である。
13時25分に福井北ICに到着した。この日は工事の影響で迂回をしたようで、7分遅れの到着であった。地図を見ると、えちぜん鉄道勝山永平寺線の観音町駅が最寄り駅である。ここからの乗車はない。
福井北ICから北陸自動車道に入る。
5分ほど走行し、丸岡ICでいったん高速を降りて、13時33分、料金所近くにある丸岡ICの停留所に到着する。ここでも乗客はいない。
再び料金所を通り、北陸自動車道に戻る。
13時57分、石川県の安宅スマートICで北陸自動車道を降りる。
石川県立航空プラザの脇を通る。
終点の小松空港には定刻6分遅れの14時05分に到着した。
【2024/10北陸】(目次)
10,福井鉄道福武線・えちぜん鉄道三国芦原線(フェニックス田原町ライン):福井鉄道F2000形「FUKURAM Liner」:2024/10/26【2024/10北陸】
11,福井駅から小松空港へ:京福バス「小松空港線」:2024/10/26【2024/10北陸】【←本記事】
12,小松から羽田へ:日本航空188便:2024/10/26【2024/10北陸】