10,近鉄御所線：2024/7/13【2024/7近畿】

投稿日：2024年8月17日

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この先は、近鉄南大阪線系統の路線に乗車する。南大阪線は、大阪阿部野橋と橿原神宮前の39.7kmを結ぶ路線である。この系統は、南大阪線を軸に、南大阪線の終点の橿原神宮前から吉野まで吉野線が、また南大阪線の途中の道明寺から柏原まで道明寺線、古市から河内長野まで長野線、尺土から近鉄御所まで御所線が延びている。

これまで乗車してきた近鉄各線の線路幅は1435mm（標準軌）であったのに対し、南大阪線系統の各路線の線路幅は1067mm（狭軌）である。そのため、橿原神宮前駅では南大阪線系統と橿原線系統が接続するものの、両系統は相互乗り入れを行うことができない。ただ、南大阪線系統の列車の車両が全般検査を行う際は、橿原神宮前駅で台車を交換した上で、五位堂検修車庫まで回送されるという。

2024/7/13：近鉄南大阪線：普通：橿原神宮前→尺土

吉野方面に向かうのに先立ち、近鉄御所線に乗車するために、一旦、南大阪線で大阪方面へ少し戻り、尺土まで向かう。

橿原神宮前駅は、橿原線と南大阪線・吉野線の連絡通路に食堂や売店などが並んでおり、駅ナカが構成されている。

9時57分発の普通古市行きで尺土まで向かう。近鉄6020系3両編成である。

尺土には10時08分に到着した。

尺土駅では時間があるので、一旦改札を出てみた。尺土駅は橋上駅舎で、改札口は2階部分にある。

一方の出口から外に出てみる。

反対側の出口にも行ってみる。

2024/7/13：近鉄御所線：普通：尺土→近鉄御所

近鉄御所線は、尺土と近鉄御所の5.2kmを結ぶ路線で、南和電気鉄道によって1930年に開通した。昼間は1時間に2本、朝晩は1時間に4本の運行である。線内完結の列車が大半であるが、南大阪線の古市発着の普通列車があるほか、平日は大阪阿部野橋に直通する準急もある。線内完結の列車も、大阪阿部野橋方面との接続を考慮したダイヤとなっている。

10時18分に、古市始発の10時24分発普通橿原神宮前行きが1番線に到着した。この列車は、ここで6分ほど停車する。10時20分に、対面の2番線に、大阪阿部野橋始発の急行吉野行きが到着し、先に出発してゆく。