2019年8月20日火曜日。所用で東京に来た際に、湘南ライナーに乗車してみることにした。
湘南ライナーは、JR東海道本線の東京と小田原を結ぶ平日のみ運行の有料通勤列車で、東京発は18時30分の1号から23時30分の17号まで、1日9本の運行である。車両は特急型の185系と近郊型の215系による運行である。
2019/8/20:JR東海道本線:湘南ライナー1号:東京→藤沢
今回は、湘南ライナー1号に東京から藤沢まで乗車した。
湘南ライナーの普通車に乗車する際には、事前にライナー券を購入する必要がある。ライナー券売り場は東海道本線のホーム上にある。出発30分前の18時まではシャッターが閉まっている。
18時になって、ライナー券売り場が開いた。券売機の画面では、各列車の残席数が表示される。
ライナー券は510円であった。「6~10号車にご乗車下さい」との記載がある。
ホーム上には、「湘南ライナー整列場所」と書かれた看板がぶら下がっている。普通車に乗車する際には、7号車、8号車の乗車口に並ぶことになる。
出発時間が近づくにつれ、整列場所の列は長くなった。
湘南ライナー1号は185系による運行であった。列車が到着すると、駅員が、7号車、8号車のドアを手動で開けた。駅員はドアの前に立ち、ライナー券を確認する。
18時30分に東京を出発した。列車は混雑しており、空席は少なかった。
東京を出ると品川に停車する。品川からの乗客は、前寄り1号車から3号車に乗車することになっているらしい。品川を18時40分に出発した。
湘南ライナー1号は、東京発の湘南ライナーの中で、唯一、東海道貨物線を経由する列車である。そのため、品川を出ると、横須賀線の線路に入る。武蔵小杉を通過し、京急線の花月園前駅を左に見た後、貨物線のトンネルに入る。
5分ほどトンネルを走り、地上に出ると、横浜羽沢の貨物駅である。横浜羽沢駅を通過すると、再びトンネルに入る。このトンネルも5分程度の長さで、トンネルを抜けると、東戸塚駅の付近であった。
そのまま貨物線を走り、藤沢には19時15分過ぎに到着した。今回はここで降りた。
到着した2番線は貨物線内にあり、このホームに停車するのは、今回乗車した湘南ライナー1号のほかは新宿発のホームライナー小田原のみである。
東京駅では時間がなかったので、藤沢到着後に方向幕を撮影した。方向幕は「湘南ライナー」となっていた。