関東バスと関越交通は、東京都武蔵野市の吉祥寺駅から草津温泉へ向かう高速バス「草津よいとこライナー」を1日2往復共同で運行している。東京側の乗車・降車地は吉祥寺駅のみ、群馬県側では渋川駅、中之条駅入口、草津温泉のみに停車する。全区間乗り通した場合の所要時間は4時間弱で、運賃は3,800円である。発車オーライネットで予約が可能である。
2026/5/16:関東バス:草津よいとこライナー:吉祥寺駅→草津温泉
2026年5月16日土曜日。吉祥寺駅を7時10分に出る草津温泉行きに乗車することにした。
乗車券は事前に発車オーライネットで予約をしていた。同サイトは5月14日にリニューアルを行っており、私は特に問題なく予約・決済を行い乗車券を表示することができたが、一定の条件では決済できないなどのサイト不具合が発生していたらしい。この2日後の5月18日に旧システムへの切り戻しを行ったという。

草津よいとこライナーは、吉祥寺駅北口の6番乗り場から出発する。7時前に吉祥寺駅に到着し北口から外に出る。

ロータリーを回り、6番乗り場に向かう。この乗り場は、主に関東バスの「中36」系統中野駅行きが使用している。

1日2本、草津温泉行がこの乗り場から出発する。

出発5分前の7時05分に草津温泉行きのバスが到着した。この便は関東バスの担当である。


車内は横4列であるが、通常の車両よりもシートピッチは広く、また、座席に可動式枕が備え付けられていたり、足元にはフットレストがあったりするなど、長距離路線を想定した車両である。かつては豊橋行きの夜行バスにも使われていたらしい。ただ、コンセントやUSBポートなどの給電設備はない。



可動式枕。

足置き。

夜行バスで使用されていた頃の名残か、2人掛けの中央に垂れ下がるカーテンもある。

座席前のポケットには「お客様へのご案内」と書かれたファイルがある。エチケット袋もこの中に入れられている。

10人弱の客が乗車し、定刻7時10分に吉祥寺駅北口を出発した。

出発すると、前方で、格納されていたモニターが展開されて、テープによる案内が始まる。モニターはかなり小さく、時代を感じさせるものである。その後、運転手による案内が補足で入る。
バスは、吉祥寺大通りを直進し、吉祥寺駅北交差点を右折し、都道7号五日市街道に入る。この通りで、バスは武蔵野市から杉並区に入る。
吉祥寺駅を出て15分ほどで、環八五日市交差点まで来る。そこを左折して、都道311号環八通りを北上する。

練馬区に入り、環八南田中交差点で環八通りから離れ、都道443号に入る。その後、谷原交差点を左折、都道8号目白通りを進む。




7時44分、練馬ICから関越自動車道に入る。


7時48分、新座本線料金所を通過する。

8時06分、鶴ヶ島JCTを過ぎると車の量が多くなり、速度が落ちる。

上里SAには8時45分に到着した。ここで20分間の休憩となる。関東バスでは、以前に乗車した夜行バスでも同様であったが、休憩時には、バスを降りる人に、バスの写真とナンバーが書かれたカードが入った首下げのネームホルダーが渡される。このホルダーの配布・回収のために、運転手は休憩時間中、車内にとどまる。そのため、20分休憩が終わると、今度は運転手の休憩のため、さらに10分停車する。独特な運用である。

乗車した車両は三菱ふそう・エアロバス「練馬230あ300」である。座席にある「お客様へのご案内」のファイルには運行車輛の初年度登録年月が記載されており、2006年7月とのことであった。エアロバス自体、今となっては古い車両で、地方ではまだ見られるものの、都内でこの車両を使用しているバス会社は少ないだろう。

20分休憩が終了した後、10分間の運転手休憩があり、計30分停車した後、9時15分に上里SAを出発した。
出発してすぐの9時17分に、神流川を渡り、埼玉県から群馬県に入る。

まもなく、上信越自動車道と分岐する藤岡JCTを通過する。
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9時36分、渋川伊香保ICで高速を降りる。
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最初の停車停留所である渋川駅には、定刻7分遅れの9時42分に到着した。JR上越線、吾妻線との接続駅である。ここで1名降りていく。


1分ほどの停車で渋川駅を出発する。

バスは吾妻川を左手に見つつ進み、上越新幹線と交差する。

吾妻線とは長野原草津口付近まで寄り添いながら進み、何度か交差する。


10時18分、中之条駅入口では降車客がおらず、通過する。


吾妻線の岩島駅を過ぎて、さらに進む。この辺りの吾妻線の線路は、八ッ場ダム建設に伴い2014年に切り替えられたものであり、橋梁も立派である。

八ッ場ダム付近を進む。



長野原草津口を出ると上り坂を進む。
まもなく草津温泉というところで、メロディラインを通る。路面に溝が彫られており、そこを車が通ることで走行音が曲に聞こえる仕組みだといい、ここでは民謡「草津節」が採用されている。はっきりとまではいかないが、何かしらのメロディが流れているのは分かる。

このメロディラインが終わると、草津温泉に到着する旨の案内が流れる。

終点の草津温泉バスターミナルには、定刻より8分遅れて11時08分に到着した。


草津温泉バスターミナル。

【関東バスの乗車記録】
2,東京から岡山・倉敷へ:関東バス「ルミナス・マスカット号」:2023/9/7【2023/9九州】
吉祥寺からお台場へ:関東バス「お台場直行バス」:2021/11/23
【草津温泉発着バス】
草津温泉から加須へ:秩父鉄道観光バス「ゆめぐり埼玉2号」:2024/5/11
上田から草津温泉へ:上田バス「上田草津線 特急湯畑号」:2024/5/11