2021年6月19日土曜日。「JR竹芝 水素シャトルバス」に乗車して日の出桟橋まで来たので、先週に引き続き、東京都観光汽船の船に乗ることにした。東京都観光汽船は、東京湾と隅田川で海上バス、水上バスを運行する会社である。
日の出桟橋からは、現在、浅草とお台場海浜公園へ便を出している。前回は浅草へ向かったので、今回は、お台場海浜公園へ向かう海上バスに乗船することにした。
2021/6/19:東京都観光汽船:海上バス:ホタルナ:日の出桟橋→お台場海浜公園
日の出桟橋。
本日の運航スケジュール。新型コロナウイルス感染症流行の影響もあり、運休便も散見される。
14時発のお台場海浜公園行きは、「ホタルナ」による運航であった。2012年に就航した、松本零士氏がデザインした宇宙船をイメージしたボディの水上バスである。「ホタルナ」、良い響きである。東京都観光汽船の公式WEBには、名前の由来について、「ホタルナは、“月が輝く夜に神秘な輝きを放つ蛍が隅田川を舞う”ホタルとルナ(月の女神/LUNA <ラテン語> )「ホタル月」という、新たなる旅立ちとして松本零士氏の思いが込められた船名」と記されている。
通常の船であればお台場海浜公園まで520円であるが、「ホタルナ」運航の便は860円である。
14時発の「ホタルナ」お台場海浜公園行きは、13時15分に浅草を出発して隅田川を下り、13時50分過ぎに日の出桟橋の2番乗船場に到着した。客がパラパラと降りてきた後、乗船となる。
ここから乗船したのは私だけであった。
船内に入って右側にはカウンターがある。このときは無人であったが、船内販売などが行われることもあるのかもしれない。
屋上への階段がある。この日は雨が降っていたので閉鎖されていた。
進行方向前方へ進む。
通路上にトイレがある。
さらに進むと、開放的な空間が広がる。ここが客室である。船の中という雰囲気ではない。むしろラウンジといった感じだろうか。(写真はお台場海浜公園到着後に撮影)
操舵室はガラス張りである。
運航時間によって定員が変わるようである。
14時に日の出桟橋を出航した。船内には、浅草からの客が12名、皆カップルでの乗船のようであった。1人客は私だけであった。
船内アナウンスは、「銀河鉄道999」のキャラクターが担当する。ただ、特に出港時は騒音にかき消され、よく聞こえない。
雨で視界も悪く、レインボーブリッジがかすんで見えた。
レインボーブリッジをくぐる。
レインボーブリッジをくぐって右手にある島は第六台場である。
日の出桟橋を出て15分後、14時15分にお台場海浜公園に到着した。
インパクトのあるボディに開放的な内装、悪くはなかったが、一人で乗るならば、進行方向を向いて座席が並んでいる一般的な水上バスの方が私には向いていると感じた。好みの問題であろう。
「ホタルナ」は、すぐの14時25分に浅草行き直行便として出発していった。
【東京都観光汽船のその他の乗船記録】
日の出桟橋から浅草へ:東京都観光汽船:水上バス:ジュビリー:2021/6/13