2011/10/15:わたらせ渓谷鉄道:わたらせ渓谷線:桐生→間藤
桐生からはわたらせ渓谷鉄道に乗車する。わたらせ渓谷鉄道は群馬県の桐生駅と栃木県の間藤駅の44.1kmを結ぶ路線である。そもそもは足尾銅山から産出される鉱石を輸送するために敷設された路線であり、足尾鉄道によって1911年に一部区間が開業した。1918年に国有化、1989年に第三セクター化され、現在に至る。
両毛線の列車のホームの隣がわたらせ渓谷鉄道のホームで、階段を使うことなくそのまま乗り換えることができる。
次の間藤行きは9時30分の発車である。
2両編成で、1両目がロングシートの車両、2両目がセミクロスシートの車両であった。2両目に乗車する。かなり空いており、ボックスを独り占めできる程度の乗車率であった。座席や内装は、なかなか重厚感がある。
1両目車内。
2両目車内。
桐生を出ると、しばらくは両毛線に沿って走り、下新田を出ると両毛線から離れる。相老は東武桐生線との乗換駅であり、少し客が乗ってくる。
列車にはアテンダントが乗っており、乗車券やグッズの販売をしたり、車窓風景の案内をしたりしている。そのアテンダントから間藤までの片道乗車券を購入した。わたらせ渓谷鉄道は間藤が終点のはずであるが、料金と引き替えに渡された車内補充券には「足尾本山」の文字があった。
車内の運賃表。
大間々がわたらせ渓谷鉄道の拠点駅らしい。大きな駅舎があり、車庫もある。ここで3分ほど停車する。
列車は渡良瀬川にそって進む。
紅葉にはまだ時期が早すぎた。
「神戸」と書いて「ごうど」と読ませる駅があるが、この駅には東武の元特急車を利用したレストランがある。
この駅で、桐生行きと交換をする。アテンダントはここで降り、桐生行きへ移っていった。
沢入と原向の間で県境を越え、群馬県みどり市から栃木県日光市に入る。
通洞と足尾でかなりの下車客がいる。通洞は足尾銅山観光の最寄り駅である。
足尾を出ると、車内は私一人になった。
足尾駅で見られた元国鉄の気動車。
終点の間藤には10時57分に到着した。
間藤駅駅舎。無人駅である。
足尾本山方面を見る。
展望台のようなものがある。
展望台から見た乗車列車。
間藤駅周辺。
【2011/10関東】(目次)
4,高崎から桐生へ:JR両毛線:2011/10/15【2011/10関東】
5,わたらせ渓谷鉄道:2011/10/15【2011/10関東】【←本記事】
6,間藤から日光へ:日光市営バス:2011/10/15【2011/10関東】
【群馬県の私鉄路線の乗車記録】
3,上信電鉄上信線:2011/10/15【2011/10関東】