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小菅の湯から上野原駅へ:富士急バス:2025/10/13

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山梨県小菅村へは、中央本線の大月駅から富士急バスが毎日運行しているほか、土休日のみ青梅線の奥多摩駅から西東京バス、季節限定で中央本線の上野原駅から富士急バスが運行している。

今回は、小菅の湯から上野原駅へ向かう富士急バスに乗車する。この路線は、2025年10月時点の時刻表を見る限り、9月から12月14日の土休日限定で1日2本運行とのことである。富士急バスの時刻表を見ると、上野原駅から飯尾というところまでは毎日2便運行しており、9月から12月14日の土休日限定で、飯尾から小菅の湯まで延長運行をするということらしい。

 

2025/10/13:富士急バス:小菅の湯→上野原駅

2025年10月13日月曜日。体育の日で祝日である。

この日は、奥多摩駅から土休日限定運行の西東京バス「奥12」系統に乗車し、小菅の湯に15時15分に到着した。すぐの15時20分にも上野原駅行きがあるが、少し見てから、最終の16時38分発に乗車することにした。

小菅の湯とは「多摩源流温泉小菅の湯」のことで、説明書きによると高アルカリ性温泉で、肌がつるつるになることから「美人の湯」としても知られているらしい。

 

道を挟んで反対側には「道の駅こすげ」がある。

 

道の駅こすげには、レストランやお土産物店がある。

 

この日はまだ昼食を食べていなかったので、レストランで昼食を食べることにした。ラストオーダーが15時30分なので、ぎりぎり間に合った。

メニューの中には小菅村の食材が使われているものもある。その中で、「小菅産ヤマメのアンチョビピザ ヒラタケのクリーム」を選ぶ。1,600円也。食券制で、券売機は交通系ICカードをはじめキャッシュレス決済に対応している。

ヤマメもヒラタケも小菅村の特産品である。特に、ヤマメに関しては、小菅村はヤマメの人工ふ化、養殖にはじめて成功した村なのだという。美味しくいただいた。

 

レストランなどがある棟の横に別の建物があり、そこで山梨県や小菅村のお土産物が多く売られていた。

レトルトカレーとパウンドケーキを購入した。

 

24時間営業の無人コンビニエンスストアもある。

 

「道の駅こすげ」の駐車場には富士急バスが停車している。このバスが、後程、16時38分発の上野原駅行きとなった。

 

16時半になったので、小菅の湯のバス停に戻る。

 

大月駅行きは毎日運行であるが、最終は意外と早く14時台である。上野原駅行きは15時20分と16時38分に出発する。

 

その横には、奥多摩駅行きの西東京バスのポールがある。こちらは土休日のみ1日2便の運行である。

【→西東京バスの乗車記録はこちら

 

向こう側にもポールがあったが、こちらは小菅村営バスのものであった。朝には一部定期便があるようだが、その他は予約制で、日曜日は全便運休とのことである。ただ、西東京バスの大津久停留所や、富士急バスの竹の向、飯尾停留所まで運行してくれるようで、一定の本数がある路線バスと組み合わせて使うことができるため、案外便利かもしれない。

 

時間になって、富士急バスが到着した。一番前の席を除き、2人掛けが並ぶ車両であった。

 

定刻16時38分に小菅の湯を出発した。小菅の湯を出発するこの日の最終バスであるが、乗客は私のほか1名だけであった。

 

バスは、山梨県道18号上野原丹波山線を進む。村営バスのポールが時折あるが、この便の最初の停留所は15分先の鶴峠で、この一区間の料金は410円である。カーブが連続する道を上っていく。

 

16時53分、鶴峠停留所を通過する。乗降客はいない。ここまでは上り坂であったか、標高870mの鶴峠を過ぎると、下り坂である。

風景は進行方向右側の方が開けている。

 

鶴峠から10分ほど進むと、集落が現れる。ここを通るのかという狭いカーブがあるが、バスはそこを慎重に進む。ここが飯尾であった。ここまでは上野原駅からバスが毎日2往復運行している。鶴峠と飯尾の間で小菅村と上野原市の境界があり、既にここは上野原市である。

 

この先、カーブは少しは緩やかになったようだが、一方で道幅は狭く、センターラインがないところもある。

一宮神社前の手前で、左折していったん国道18号を離れ、さらに細い道を進む。ここはさすがに反対側から車両が来ても行き違いができないのではないかと思う。細い路地の中に、一宮神社前、原、郷原、学校前の停留所がある。

 

学校前を出ると再び県道18号に戻るが、県道18号も、引き続き、所々センターラインがなく、細かなカーブが連続する。時折、道幅が広くなっているところで後続車に道を譲りつつ、バスは淡々と山道を下っていく。左右ともに木で、特段風景はない。

徐々に外が暗くなっていき、17時30分を過ぎると真っ暗になった。

 

17時45分、新井停留所のあたりで、沿道にコンビニが見え、信号機も現れ、街に近づいたのを実感する。

小菅の湯を出発して以降、乗降は一切なかったが、日大明誠高校入口で高校生が3名乗車した。

終点の上野原駅には定刻18時に到着した。運賃は1,340円、交通系ICカードで支払った。

 

上野原駅は、駅前広場のある南口、ホーム、北口で高低差があり、一番低いのが南口、次いでホーム、一番高いのが北口という構造になっている。

南口から入ると、エレベーターが3基並んでおり、このエレベーターで1階から5階まで上がる。

直進すると北口である。北口は狭く、行き止まり式の道路となっているが、2018年に南口の駅前広場が整備される前はここがバスターミナルであったという。

北口の手前に階段があり、ここを降りると改札口とホームがある。

一見行先別で改札が分かれているように見えるが、ホームは大月寄りで繋がっている。

 

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