高山から富山までは、富山地方鉄道と濃飛バスが共同でバスを運行している。1日3往復の運行、白川郷経由で所要時間は2時間20分、運賃は3,800円である。座席指定制で、発車オーライネットで予約が可能である。
ちなみに、この区間、高山本線の特急ひだに乗車すれば、所要時間1時間半程度で、運賃も自由席で2,890円である。バスの方が時間がかかるのは当然にせよ、大回りの経路になるためか、運賃も特急列車より高い。
2025/5/16:富山地方鉄道:高山線:高山濃飛バスターミナル→富山駅前
新宿を朝7時05分に出発した高山行きのバスは、定刻25分遅れの13時15分に高山濃飛バスセンターに到着した。予約している富山行きは14時30分発で、1時間ほど時間がある。ここで昼食をとることにした。
高山バスセンターの近くには飲食店が多いが、人気店だという「ちとせ」という店に入った。焼きそばと中華そばが目玉の店らしい。
焼きそばも中華そばもどちらも好きであるが、今回は中華そば定食をいただくことにした。900円也。少し食事時からずれてはいるが、店内は賑わっていた。カウンター席に座る。
中華そばとごはん、煮物、お新香がセットになっている。優しい味の中華そばで、美味しくいただいた。
まだ時間があるので、少し歩いてみる。道中、観光バスと多くすれ違う。
宮川に架かる鍛冶橋を渡る。
上三之町と呼ばれる古い町並みが残された区域に入る。国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されているという。左右には土産物やレストランが並んでいる。観光客でにぎわっている。
高山濃飛バスセンターに戻る。
高山から白川郷までは、富山行きのほかにも多くのバスが出ている。
富山行きのバスは、高山濃飛バスセンターの4番乗り場から出発する。14時30分発富山行きのバスは、10分ほど前に到着した。この便は富山地方鉄道の担当である。
バスの客は私の他にもう1人だけであった。時間帯もあって空いているのだなと思ったが、運転手から「白川郷からは満席になりますので」と言われた。
座席は横4列、トイレなしの車両であった。
座席。
座席背面には網ポケットとドリンクホルダーがある。
各座席にコンセントが設置されている。
乗車券。
前方には案内用のモニターがある。
定刻14時30分に高山濃飛バスセンターを出発した。
高山ICから中部縦貫自動車道に入り、飛騨清見JCTで東海北陸自動車道に移る。
白川郷ICで高速を降りると、白川郷到着の案内が流れる。
国道156号を進む。
白川郷バスターミナルには15時20分に到着した。ここで10分ほど停車する。案内所内にはトイレもあり、富山までの客はトイレ休憩の時間となる。10分間の停車時間で、予告通り、車内は満席になった。
15時30分に白川郷バスターミナルを出発する。
白川郷ICから再び東海北陸自動車道に入る。
庄川。
椿春ダム。
城端付近。
16時09分、小矢部砺波JCTで北陸自動車道に入る。
富山市内に入り、神通川を渡ると、まもなく富山ICである。
16時30分、富山ICで高速を降りる。
富山城の脇を通過する。
終点の富山駅前には、定刻より2分早い16時48分に到着した。本日の車両は、三菱ふそう・エアロエース「富山230あ762」であった。
富山駅は、バスを降りて、進行方向前方に進み、信号を渡ったところにある。
【2025/5北陸】(目次)
2,東京から高山へ:京王バス「新宿~飛騨高山線 7001便」:2025/5/16【2025/5北陸】
3,高山から富山へ:富山地方鉄道「高山線」:2025/5/16【2025/5北陸】【←本記事】
<つづく>
【富山地方鉄道の乗車記録】
5,富山駅から越ノ潟へ:富山地方鉄道「14系統」:富山県営渡船(越ノ潟フェリー):2022/10/21【2022/10北陸】
2,仙台から富山へ:富山地方鉄道「仙台・富山線」:2009/10/2【2009/10西日本】