2024年12月30日月曜日。福島を昨晩の19時35分に出た福島交通のギャラクシー号は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのバスターミナルに8時30分に到着した。この日は、姫路で播但線の103系に乗車した後、新幹線で九州へ向かう。
2024/12/30:JR桜島線:普通:ユニバーサルシティ→西九条
まずは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの最寄り駅である桜島線のユニバーサルシティ駅から、大阪駅へ向かう。
これまでであれば青春18きっぷの2回目のところに改札口で押印をしてもらっていたが、今回はそのまま自動改札機に通せばよいだけである。
ユニバーサルシティ駅駅名標。
反対側に大阪方面からの列車が到着した。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ向かう行楽客が大勢降りてきた。桜島線の車両は、現在、この323系8両編成で統一されている。
8時41分発の天王寺行きが行ったばかりで、次は8時50分発の西九条止まりの列車である。ただ、この8時50分発の列車は、桜島駅と西九条駅の容量の都合からか、8時46分に到着して、4分ほどユニバーサルシティ駅で時間調整をする。
8時46分に西九条行きが到着した。
323系は2016年から2019年にかけて8両編成22本が製造され、大阪環状線の普通列車と桜島線に投入された。
車内はロングシートで、ドアは片側に3つずつである。東京都内のJRの通勤列車では4ドア車が標準的であり、かつて大阪環状線や桜島線を走行していた103系や201系も4ドアであったが、一方で、同じく大阪環状線を走行する221系や223系は3ドアであったため、これらの路線では、3ドア車と4ドア車が混在していた。JR西日本では、103系と201系を323系で置き換えるにあたり、試験的に3ドア車をラッシュ時間帯に走らせ、3ドアでも遅延や混乱がないことを確認したという。列車のドア数を3つで統一することで、各駅での乗車位置が統一化されるほか、ホームドアが設置しやすくなるなどの利点もある。
ドア間は10人掛けであるが、間に2つ仕切りがある。
車端部は3人掛けである。
優先席は各座席に肘掛けが設置されている。
ドアと車いすスペース。
この列車では使われていないが、ドアは半自動にも対応している。車内側のドアボタンは、広告枠と一体化したものである。
ドア上には案内表示器の液晶モニターが設置されている。
隣の車両との仕切りドアの上にも液晶モニターがある。
桜島線は、大阪環状線の西九条から桜島までの4.1kmを結ぶ短い路線である。
大阪方からユニバーサルシティに向かう列車は一様に混雑しているが、反対方向のこの列車は、上記の写真を撮ることができるくらい客がいなかった。
ユニバーサルシティを出ると、JR貨物のターミナルが併設されている安治川口に停車した後、終点の西九条には8時55分に到着した。西九条では中線に到着する。両側にホームがあり、両側のドアが開く。進行方向右側のドアから降りると天王寺方面、左側のドアから降りると大阪方面のホームである。
乗車した列車は、折り返し、9時01分発の普通桜島行きとなった。多くの客が乗り込んでいった。
2024/12/30:JR大阪環状線:普通:西九条→大阪
次の大阪方面は8時59分発の普通京橋行きである。この列車は桜島線からの直通列車であり、ユニバーサルシティを私が乗った列車の後に出発した列車である。
野田、福島と停車して、大阪には9時05分に到着した。
【2024/12九州】(目次)
4,福島から大阪へ:福島交通「ギャラクシー号」:2024/12/29【2024/12九州】
5,JR桜島線。大阪環状線:323系:2024/12/30【2024/12九州】【←本記事】
6,JR播但線:103系3500番台:2024/12/30【2024/12九州】