郡山からいわきへは、鉄道であればJR磐越東線がある。ただ、本数は少なく、途中の小野新町までは1時間に1本程度の列車があるが、いわきまで行くのは1日6本のみである。それに対して、磐越自動車道経由の高速バスは、昼間は30分から1時間に1本の間隔で運行している。今回は、列車で行っても良かったが、このバスを使ってみることにした。
郡山からいわきへ向かうバスは、「いわき~郡山~会津若松線」である。福島県を東西に横断する路線で、郡山~会津若松、郡山~いわきの区間便もあるが、会津若松~郡山~いわきを走破する便も多い。会津バス、福島交通、新常磐交通の3社が共同で運行する。
2023/7/28:会津バス:いわき~郡山~会津若松線:郡山駅前→いわき駅
今回は、11時45分発のいわき行きに乗車することにした。
郡山駅西口の高速バス乗り場前には乗車券売り場がある。ここでいわきまでの乗車券を購入した。1,700円也。クレジットカードでの支払いが可能であった。
高速バス乗り場の4番乗り場には、出発5分前には既にいわき行きのバスが到着していた。この便は会津若松始発で、会津バスの担当であった。日野・セレガR、「会津200か369」である。
そこそこ経年車のようで、座席はへたり気味である。
座席にはフットレストが付いているが、シートピッチは狭い。
各座席にはテーブルが設置されている。
会津バスはみちのりホールディングスのグループ会社である。シートポケットには、車内誌「みちのり」が入れられていた。
古い車両だからか、空調の効きが悪く、車内は暑かった。
バスは、定刻11時45分に郡山駅を出発した。乗客はそこそこおり、窓側座席はほとんど埋まっていた。
バスは郡山市内を進む。
12時過ぎに、郡山東インターから磐越自動車道に入った。
12時25分、小野インターで一度高速を降りて、小野ICの停留所に停車する。
小野ICでの乗降はなかった。
再び小野インターから高速に乗る。
車窓から。
いわきジャンクションで常磐自動車道に入り、いわき中央インターで高速を降りる。
いわき好間には12時59分に到着した。ここで1名降りる。駐車場を備えたバスターミナルである。
いわき市内では、いわき好間を出ると、いわき中央IC、叶田団地入口、平中町、いわき駅、平競輪場前、終点の上荒川の順に停車する。
平中町で3名降りた後、いわき駅には定刻13時16分に到着した。郡山から1時間半である。ここで全員が降りた。
いわき駅には、駅ビル「エスパルいわき」が併設しており、1階に大川魚店が運営する「前濱食堂ヤマコ」という食堂がある。ここで昼食にした。
ほっき飯と煮魚定食。1600円也。いわきはホッキ貝の産地らしい。美味しくいただいた。
その後、3階にあるタリーズコーヒーでブラッドジンジャーエールを注文し、少し時間を潰す。580円也。
【2023/7福島】(目次)
2,東京から郡山へ:JR東北本線:2023/7/28【2023/7福島】
3,郡山からいわきへ:会津バス「いわき~郡山~会津若松線」:2023/7/28【2023/7福島】【←本記事】
4,いわきから水戸へ:JR常磐線:E501系:2023/7/28【2023/7福島】
【磐越東線の乗車記録】
2,JR磐越東線:快速あぶくま:2009/8/15【2009/8福島・茨城】