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7,出雲市から松江へ:一畑電車北松江線:7000系:2023/6/23【2023/6西日本】

投稿日:2023年7月19日

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岡山から特急やくも17号で出雲市まで来たが、本日の宿泊先は少し手前の松江である。出雲市から松江まではJR山陰本線のほか、一畑電車でも向かうことができるので、今回は一畑電車に乗車することにした。

一畑電車北松江線は、電鉄出雲市と松江しんじ湖温泉の33.9kmを結ぶ路線で、1928年に全線開通した。JR山陰本線が宍道湖の南側を走るのに対し、一畑電車は宍道湖の北側を走行して松江へ向かう。一畑電車の松江側の終着駅は松江しんじ湖温泉で、松江駅とは2.3kmほど離れている。今回松江で泊まるホテルは松江しんじ湖温泉駅からも徒歩圏であるので、一畑電車でも問題ない。

 

2023/6/23:一畑電鉄:普通:電鉄出雲市→松江しんじ湖温泉

一畑電車の電鉄出雲市駅は、JR出雲市駅に隣接している。

 

松江方面の列車は1時間に1本程度設定されており、次の列車は18時56分発であった。

自動券売機は、交通系ICカードやクレジットカード、QRコード等のキャッシュレス決済にも対応している。

 

電鉄出雲市から松江しんじ湖温泉までは700円也。suicaで購入した。

 

10分ほど前に改札が始まる。駅員が切符に鋏を入れた。

 

18時56分発の列車は7000系2両編成であった。地方私鉄では他社で使われていた車両が譲渡される例が多く、一畑電車でも京王や東急からの譲渡車が在籍しているが、この7000系は自社発注の新造車である

一畑電車7000系は、JR四国の7000系をモデルとして設計、電気機器はJR西日本の227系の機器を流用してコスト削減を図っているという。

 

側面の行先表示。

 

車内は、ロングシートとボックスシートで構成されている。

ボックス区画。

 

JR四国の7000系は3ドアであるが、一畑電車7000系は2ドアである。ただ、中央部にドアが設置できそうな空間がある。ここに「しまねっこ」が鎮座していた。

 

ワンマン運転である。

整理券発行機も設置されている。

 

ドアは半自動式である。

 

2017年(平成29年)に製造された車両である。車内ではWi-Fiが使用可能である。

 

定刻18時56分に電鉄出雲市を出発した。次の出雲科学館パークタウン前までは高架線で、山陰本線の高架と併走している。

 

川跡には19時04分に到着した。出雲大社方面の大社線との接続駅である。19時07分発の出雲大社行きに乗り継ぐことができる旨案内があった。

行き違いをした19時06分発の電鉄出雲市行きは京王からの譲渡車であった。

 

のどかな風景が続く。

 

雲州平田駅。車両基地が併設されている。

 

湖遊館新駅。駅名に「駅」が入る変わった駅名である。

 

向こう側に見えるのは宍道湖である。

 

宍道湖が近づいてきた。

 

右側に松江方面からの線路が近づき、一畑薬師の最寄り駅である一畑口には19時27分に到着した。

一畑口駅は平地にあるのにスイッチバック駅というあまり例を見ない構造である。かつては、一畑口からさらに先、一畑薬師の最寄りの一畑駅まで線路が繋がっており、松江からも出雲市からも進路を変えることなく向かうことができたという。ただ、一畑口~一畑間は、1944年に戦時下の鉄材供出の影響で営業休止となり、1960年に廃止となった。残された線路はそのままにされたため、出雲市と松江とを往来する場合には、一畑口駅で進路を変えることとなった。

 

進行方向を変えて一畑口を出発した。ここから終点の松江しんじ湖温泉まで、大半の区間で宍道湖沿いを走る。

 

秋鹿町駅。「あいかまち」と読む。知らないと読めない駅名である。

 

空も暗くなっていき、終点の松江しんじ湖温泉には19時53分に到着した。

 

松江しんじ湖温泉駅。

 

【2023/6西日本】(目次

6,岡山から出雲市へ:JR伯備線:特急やくも17号:381系:グリーン車:2023/6/23【2023/6西日本】

7,出雲市から松江へ:一畑電車北松江線:7000系:2023/6/23【2023/6西日本】【←本記事】

8,松江:松江シティホテル:本館スタンダードシングル:2023/6/23【2023/6西日本】

 

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