仙台からの東北急行バススイート号は、5時05分に東京駅八重洲通りに到着した。
この日はいすみ鉄道と小湊鐵道の乗り潰しをメインに考えていたが、そのついでに乗りたい路線はある。とりあえずは京成千葉線・千原線に乗ることにする。スイカも持っているが、出発前にチケットショップでオレンジカードを少し安く買っているので、オレンジカードで切符を購入した。
2010/5/22:JR京浜東北線:普通:東京→日暮里
5時39分発の京浜東北線の大宮行きで日暮里へ向かう。この路線も、あっという間にE233系の独壇場になってしまった。座席がほどよく埋まる程度の乗車率である。
日暮里で降りる。独特の案内表示が目を引く。
京成線との乗り換え改札。
成田スカイアクセスができると、上野・日暮里から成田への所要時間が40分程度になる。開業は、この時点であと56日後であった。
2010/5/22:京成電鉄本線・千葉線・千原線:日暮里→ちはら台
京成線成田方面行きのホームは、まだ完成して間もない3階である。
6時04分発の普通列車ちはら台行きに乗車する。都合がよい。
車両は京成3500系4両編成であった。昭和55年製であり、京成の車両の中では古い方の車両である。
短めの4両編成だが、空席は多い。日暮里を出ると、住宅街の中を縫うように列車は進んでいく。このような風景は楽しい。
東中山で5分ほど停車し、後続の快速成田空港行きに道を譲る。その間に、乗車列車を撮影した。
京成津田沼で、大量の中学生が乗り込んでくる。皆、揃ってジャージ姿である。体育大会でもあるのだろう。
京成津田沼から千葉線に入り、幕張本郷、幕張、検見川、稲毛と停車していく。駅名だけ聞くと総武線に沿って走っているようだが、千葉線内の総武線との乗換駅は幕張本郷、京成千葉だけのようである。
千葉中央から千原線に入る。千原線に入ると単線になる。ただ、複線にすることのできるスペースがある。将来の複線化を想定した作りになっている駅もある。
千原線は1998年までは千葉急行電鉄千葉急行線であった。千葉急行電鉄の経営が成り立たなくなったことで京成が引き継いだのだという。
千葉寺駅で中学生の集団が降りていき、車内はがら空きになる。風景も、ここら辺まで来ると、千葉までの都会的な風景とはがらりと変わる。各駅もがらんとしている。
ちはら台には7時23分に到着した。ここから、さらに小湊鉄道の海士有木に向けて延伸計画があるらしいが、今はここが終点である。
京成線のちはら台までの運賃を東京駅で支払うことができなかったため、精算機で精算をした。
ちはら台駅。
【2010/5関東】(目次)
2,仙台から東京へ:東北急行バス「スイート号」:2010/5/21【2010/5関東】
3,京成千葉線・千原線:2010/5/22【2010/5関東】【←本記事】
4,ちはら台から鎌取へ:小湊鐵道:2010/5/22【2010/5関東】